広告漫画家物語08:復活
(←「広告漫画家物語07」に戻る) 周囲は「やりたいボク」を信じてくれていた ようやくボクは気付いた。 そして誰かを頼ったり利用したりしようとしていたコトを恥じた。 企画書なんかコピーで十分と言ったビデオ会社社長や、使い込みしてしまった印刷会社社長を恨んでも仕方ないのだ。 彼らには志がなかっ ...
広告漫画家物語07:絶望と再起
(←「広告漫画家物語06」に戻る) すべてが消える、すべてが終わる 大手企業との契約は夢じゃなかった。 でも、その数日後、総務を担当していた社員から、恐ろしいことを報告された。 開発元のシステム会社から、ボクたちとの関係を断つと言ってきた、と。 ボクたちは蚊帳の外。何の恩恵にも預かれない。 ...
広告漫画家物語06:ビッグな夢に挑んでみた
(←「広告漫画家物語05」に戻る) もっと本気を出したい、攻め込みたい 1999年。 ノストラダムスが世界の終わりを予言したと言われてた年に、ボクは新たな一歩を踏み出した。 っていうか何度目の一歩なのやら、いつまで一歩なのやらわからないくらいなんだけど、とにかく、また別な一歩を踏み出したんだっ ...
性格的に合わない担当者にぶつかったら、どうすりゃいい?
漫画持ち込みのときに、どんな編集者と会うかは漫画家になれるか、デビューできるかに大きく影響するよね。 ボクのときも、最初に持ち込んだ編集部では軽くあしらわれちゃって、それでムカっと来て、外に出てからスグに別の編集部に「今から漫画見てくれませんか?」って電話して、運良く見てもらえて、それがデビュー ...
避けたほうがいい仕事ってある?
引き受けないほうがいい仕事ってのも、あると思うなぁ。 つ~か、ウチの場合はある。 倫理的にNGなモノや法律違反になるようなモノはやりたくないし、自分のイメージに合わない仕事もちょっと……。 それに、世間にはトンデモなく無茶なことを思いついて、自信満々にやっちゃう人もいる。 そういうのも、そ ...
契約書って、どんなコトを契約するの?
仕事を請け負う以上は何でも契約なんだけど、実は契約書を取り交わすコトは、そんなに多くないんだよね。 仕事のほとんどでは契約書までは作ってない。 メールなどでお互いの条件を詰めて、それで合意すればオッケー。 そういう感じでやってる。 メールだって文書だから、やり取りのログが簡易な契約書みたい ...
見積りってどうやって作ってるの?
ちゃんとした見積書を書いたことがある漫画家って、どれくらいいるんだろ? ボクは毎回見積りしているけど、それは広告漫画の仕事をしているからで、出版社でフツーに描いてたときには、見積りなんか考えたこともなかった。 でも今は逆。 見積りを考えずに請け負うなんて、おっかなくて出来ない。 見積りとは ...
企画書や提案書ってどうやって作るの?
それなりの仕事を引き受けるときには、企画書ってヤツが必要になることがある。 いや、漫画を描いてくれってオーダーなんだから、漫画を描けばいいに決まってるだろ、企画はすでに終わってるだろ、漫画家が出すのならネームだろ、と思いたいところなんだけど、企画書ってそういうコトじゃないのよ。 えっとね、近い ...
コンペとかオリエンとかプレゼンってナニ?
漫画の仕事でも「コンペ」に参加して「オリエン」を受けて「プレゼン」するってことはある。 つまり「制作者の競合」に参加して「仕事内容や依頼条件の説明」を受けて「自分こそが最適だとアピール」するわけ。 まぁ、ぶっちゃけて言えば、同業者とバトルして、一番良かった人に実際に発注されるってコト。 元々 ...
小説イバライガー第9~10話/筆者コメンタリー
小説イバライガーの9~10話に関する筆者コメンタリー。 ここから生意気でヤンチャなミニブラックが登場する。ここまでイバライガーたちヒューマロイドは、どこか人間と違う印象で、あまり感情的なシーンを描かずに来たんだけど、ミニブラはね、最初っから飛ばしてくれるし、ステージショーでの印象とあまり変わらな ...
小説版イバライガー/第10話:犬とわたしの10の約束(後半)
(←第10話前半へ) Bパート 人間の世界は、まだよくわからないが、ここは『駅ターミナル』というところらしい。 人が多い。もっとも、みんな逃げ去っていくから、今は周囲には誰もいない。遠巻きに囲んでいるTDFとかいう連中だけだ。 たまに銃撃が来る。それは全てはね返した。 「てめぇらぁああ! ふざ ...
小説版イバライガー/第10話:犬とわたしの10の約束(前半)
(←第9話後半へ) OP(アバンオープニング) 雨の中を、子犬が歩いていた。 ゴールデン・レトリバーの雑種。まだ四肢はむくむくとしていて、生後数カ月といったところだ。 ひとりぼっちだった。 ついさっきまでは、母犬や飼い主の少女と一緒だった。 ほんのちょっと目を離した隙にはぐれてしまったのだ ...
カソクキッズ13話:世界最強の加速器とは!?
カソクキッズ・ファーストシーズン13話では、世界最強の加速器「KEKB加速器」のメカニックなアレコレを描いたんだけど……。 今では「Super KEKB」にパワーアップしちゃったから、もう色々と違うんだよね……。 なので、どこがどう違うのかなどを書いてみようかな。 (「Super KEKB」 ...
ウチの映画コレクションを収納順に解説06/ヴァンパイアだらけ!
ウチのDND棚。今回はどこまでも吸血鬼ものだ。 前回の後半から始まったヴァンパイアの列は延々と続いて、今回の20本を超えてもまだ終わらない。 さすがは不死者だよなぁ(笑)。 ※注1) ここではベストテンとか星いくつといった評価はしない。何がベストかは自分でもわかんないもん。その日の気分によって ...
小説イバライガー第7~8話/筆者コメンタリー
小説イバライガーの7~8話に関する筆者コメンタリー。 ここからジャーク側の重要キャラ「ルメージョ」が登場する。この7~8話の前後編は個人的には割と気に入ってるエピソードでもあるんだよね。 第7話コメンタリー 繭に包まれるダマクラカスン 前回、Rとガールによって大ダメージを受けたダマクラカスン。だ ...
小説イバライガー第5~6話/筆者コメンタリー
小説イバライガーの5~6話に関する筆者コメンタリー。 5話でイバライガーRとイバガール、6話でイバライガーブラックが登場し、ようやく主役が出揃う。 現在のステージショーでは誰が主役とか決めてない感じ(アクター手配の事情で特定の主役を必ず出せる体制になってないというのもあるし)になってるんだけど ...
広告漫画でオリジナル作品って、やっぱ無理かな?
全然無理じゃないよ。 ここまでの各項でも度々触れたけど、ボクは全然広告っぽくない「これは自分のオリジナル作品」って本気で思える広告漫画をいくつも手掛けてきた。 言っとくけど、ボクはネームバリューなんかないからね。 基本的に無名。 コネもないし、お金はもっとない(笑)。 基本的に裸一貫。 ...
チームやコンビでやってもいいの?
ウチはまさにチームでやってる。 ボクは漫画家だけど、実は自分で描いていない。 かつては描いていたけど、ボク、元々絵が下手くそな漫画家だったから、今は自分では描かないで作画スタッフに任せているんだ。 でも、チームでやるほうが楽なわけじゃない。 また、特定のチームがいつまでも続くと思い込むのも ...
カソクキッズ12話:ガマの油と反物質
ガマの油と反物質 ダン・ブラウンの『天使と悪魔』で、イルミナティがジュネーブの研究機関「CERN」から盗み出した反物質。 でも、イルミナティさん、実は反物質を一番沢山作ってるのは日本のKEKなんだよ。 電子の反物質、陽電子。 ソレをぶつける実験をするために作られたのがKEKの加速器。 だか ...
広告漫画特有のコマ割とかってある?
特にない……と思ったけど、ちょっとはあるな。 技術的な問題ってのはないと思うし、枠線の太さとかに広告特有の決まりがあるってわけでもない。 作業自体はいつも通りでいいと思う。 ただ、コマ割っていうよりも、広告としての紙面の使い方、見せ方の部分では普通の漫画とは違ってくる部分もある。 そこを考 ...

