うるの拓也の電子書籍シリーズ各巻好評発売中!(詳しくはプロモサイトで!!)

イバライガー連載小説

(←第36話前半へ) Bパート 「そんな……ことが……!?」 「うん。賭けには違いないんだけど……あり得ないってわけでないと思うんだよね。他にもっといい方法があればそうするけど、シンやワカナは絶対警戒されてるから動かないほうがいいしさ。この作戦のほうが成功率高いと思うんだよね~~」  アケノの作戦は ...

イバライガー連載小説

(←第35話後半へ) OP(オープニング)  ルメージョは、周囲を見回した。  目の前にいるのはイバライガーRだけだ。他のヒューマロイドどもは、2キロほど先。イバガールを起点とした円周上に展開している。  結界というわけか。脱出するには、イバガールが張り巡らせたクロノ・スケイルを突破しなくてはならな ...

イバライガー連載小説

(←第35話前半へ) Bパート  雨に打たれていた。季節は……真冬らしい。普通なら凍えて身動きもできなくなるはずだけど、寒くはない。  私は何をしているんだろう? ここはどこなんだろう?  見覚えはあるけど、思い出せない。何があったか、わからない。自分が誰かもわからない。  でも1つだけ、わかってい ...

イバライガー連載小説

(←第34話後半へ) OP(オープニング)  冬の冷たい雨が、墓石を濡らしていた。  コートには撥水処理が施されているが、それでも染み込んでくる。  傘はない。元より自分たちは傘など持たない。濡れることなど、気にしない。泥にまみれることも、血を流すことも。  それが仕事だ。俺も、仲間たちも、全てを飲 ...

イバライガー連載小説

(←第34話前半へ) Bパート  台本を、読み終えた。  夢中だったのとステージの照明のおかげで気付かなかったけど、もう辺りは暗くなっている。  自分がメインに選ばれた理由がわかった。  イバライガーというよりも、MCのお姉さん……つまり普通の人が頑張るお話なのだ。    ショーは、前と同 ...

イバライガー連載小説

(←第33話後半へ) ■OP(オープニング)  屋外に出た。息が白い。それでもカオリは、冷たい空気が気持ち良いと感じた。  自分の仕事は博士たちの手伝いで、それは大事な仕事だし自分でもやりがいを感じている。でも今は、外に出てみんなと一緒に働いていたい気持ちが強い。昨日は飾り付けをちょっとしか手伝えな ...

イバライガー連載小説

 ようやく33話、中盤最大の戦いが終わった。  これでひと段落。  この後は、他の四天王たちとの決戦、そして、まだ影すら見えていないラスボスとの戦いへと進んでいく。  なので、ここでちょっと、ここまでのエピソードを俯瞰してチェックできるようにまとめてみた。  あ、ネタバレになっちゃうから、まだ未読の ...

イバライガー連載小説

(←第33話前半へ) Bパート  イバガールのクロノスケィルをすり抜けた。  イバライガーRまで、あと約200メートル。ここから先は敵中突破するしかない。 「ワカナ、ダイヴァーを止めるなよ。止めたら囲まれてなぶり殺しにされる!!」 「わかってるわよ! こんなトコで止まれるわけないでしょ!!」  すぐ ...

イバライガー連載小説

(←第32話後半へ) OP  ランペイジが、次々と倒されていく。  破片ごと対消滅させているから、再生もできない。  シンはまだ、ここにはいない。力はセーブされているはずだ。  それで、この威力。  これがイバライガーRの新たな力……レディアンスか。  攻撃をかわしてRが飛ぶ。フェアリーと並んだ。 ...

イバライガー連載小説

(←第32話前半へ) Bパート  さっきのアラート。ルイングロウスが動き出したか。ワカナたちも出発したらしい。  自分も一刻も早く行かなきゃならない。  なのに、未だに何もできない。  まだBLとか言われてんだろうなぁ。おい、R。ヤバイぞ。ブラックもだ。ほっとくと、あいつらの妄想がどんどん広がってい ...

イバライガー連載小説

(←第31話後半へ) OP  パイプを循環する体液。脈動するジェネレータ。  かつてのPIAS基地は、今や巨大な1つの生き物と化していた。  その胎内では、今も『端末』が生み出され続けている。カプセル……というよりも、もはや内臓と呼んだほうがしっくりくる器官から、ぬらぬらとした塊が吐き出される。羊膜 ...

イバライガー連載小説

(←第31話前半へ) Bパート  初代イバライガーが突っ込んだが、跳ね返された。赤い目が集まってくる。  2つ、3つ……いや、もっと多い。 「行け、ガール! こいつらは私が抑えるっ!!」 「で、でも……!!」 「行くんだ!! このままではシンとワカナが……!!」  その通りだ。戦いは始まってる。ルメ ...

イバライガー連載小説

(←第30話後半へ) OP(オープニング)  ……なに? ここは……博士たちの研究室?  なんで私、ここで寝てたの?  へ? ほとんど裸!? なんで!?  痛っ。脇腹が……点滴も? 何? 私、怪我してる? 入院してる?  !!  そうだ、カタルシス・フュージョン。  Rが元に戻ったところまでは、覚え ...

イバライガー連載小説

(←第30話前半へ) Bパート  イバライガーブラックは、身じろぎもせずにイバライガーRを睨み続けていた。  ここまでは、ほぼ予定通りだ。  ほとんどの者は、ルイングロウスに力を奪われたと思っているが、違う。 『本当の力』は、まだここにある。  むしろ奴が消えたことで、そこにアクセスできるようになっ ...

イバライガー連載小説

(←第29話後半へ) OP(アバンオープニング)  ワカナが、倒れた。  イバライガーRの全身からは、黒い霧のようなものが立ち上っている。霧に包まれて、姿が霞む。  その漆黒の中に、赤い目が光っていた。  ぐぉおおおおおおおおおおおっ!!  咆哮が響き渡る。間違いなく、Rの声だ。だが、決してRが出す ...

イバライガー連載小説

(←第29話前半へ) Bパート 「ここにいたのね」  ワカナは、廊下の端に寄りかかっていたミニガールに声をかけた。  ミニガールは、答えない。 「……大丈夫だよ、ミニちゃん。Rは守る。私たちが、守る。ミニちゃんは何もしなくていいの」 「でも……」 「ブラックの言葉は、忘れなさい。あなたに辛い思いなん ...

イバライガー連載小説

(←第28話後半へ) OP  意識を取り戻すと同時に、大量の情報が流れ込んできた。  ジャークが、ここを襲ってきた? TDFの駐留? 新型のPIAS? さらにイバライガーXだと?  外界とのアクセスを遮断している間に、思っていた以上のことが起こっていたようだ。  起き上がろうとして、身体が動かないこ ...

イバライガー連載小説

(←第28話前半へ) Bパート  エキスポ・ダイナモが輝いた。  シン!? ワカナ!?  私を……私の名を、呼んでくれるのか。君たちを閉じ込めた私を。TDFを招き入れてしまった私を。それでも信じてくれるのか。 「おぉおおおおおおおおおっ!!」  全身に力がみなぎる。爆発しそうなほどに、パワーが上がっ ...

イバライガー連載小説

(←第27話後半へ) OP(アバンオープニング) 『こちらは、防災つくばです。ただいま、大規模テロによる緊急避難警報が、発令されました。周辺の方は、屋外に出ないようにしてください。屋外にいる方は、大至急、最寄りの建物内に退避してください。……繰り返します。こちらは、防災つくば……』  内容と裏腹の抑 ...

イバライガー連載小説

(←第27話前半へ) Bパート 「やはり……イバライガーRは、目覚めつつあるようだ……」 「では、ついに……」 「そうだ。ジャークの最終作戦を始めるときがきた……」  ダマクラカスンとアザムクイド。二人の思念が、飛び交っている。  アザムクイドはダマクラカスンの体内に寄生したままのため、実際には自問 ...

スポンサーリンク