
小説版イバライガー/第9話:ミッション・イン・ポッシブル(後半)
(←第9話:前半へ) Bパート 外に出たとたんに、Rは『己の分身』の気配を感じ取っていた。 やはり、気づかれていた。そして、待っている。 ブラックもまた、分かっているのだろう。 自らの分身を砕かぬかぎり、我々を止められないことに。 受けて立つしかなかった。 戦いを避けようとすれば、ブラッ ...

小説版イバライガー/第9話:ミッション・イン・ポッシブル(前半)
(←第8話:後半へ) OP(アバンオープニング) 闇の中に漆黒が佇んでいる。 光が灯った。エモーション・ブレイド。 ブレイドの光に、イバライガーブラックが亡霊のように照らし出された。 周囲に敵はいない。 左腕を伸ばした。その腕を右腕が一閃する。 体液が飛び散り、左腕が、地面に落ちた。 ...