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イバライガー連載小説

(←第15話後半へ) OP(アバンオープニング)  ベッドでうとうとしていたクボデラヨリコは、母親の悲鳴で飛び起きた。  あたりを見回す。  いつの間にか夕方近くになっていて、部屋の中は薄暗い。  物音はベランダからだ。母は、洗濯物を取り込むために出たのだろう。  西日を遮るために下ろしていたブライ ...

1stシーズン

あっちが神岡……  カソクキッズでニュートリノをテーマにする事にしたので、その実験に使われた場所を見学に行った。  古びた廃屋みたいな建物。  その手前には古墳のように盛り上がった地面が続いている。  その下に加速空洞が埋まっていて、この建物の地下にあるターゲット(タングステン)に陽子ビームを打ち込 ...

1stシーズン

 カソクキッズ・ファーストシーズン14話は、KEKの素粒子実験の中核とも言える「Belle測定器(ベルそくていき)」と「Bファクトリー」のことを描いた。  測定器って言っても、すごく大きいんだ。  なんせ、ビル4階分もあるんだから。  「Belle測定器」「Bファクトリー」と呼ばれているのは、ボトム ...

制作編

 最初にちょっと弁解。  以下の内容は、過去記事の「見えない明日に、どう立ち向かうか」と重複する部分がけっこうある。  文章自体は全く別に書き下ろしたものだけど、内容としては、かなりの部分が重複している。  でも、シリーズで読んでくれている人ばかりじゃないと思うので、ここにも収録させてもらった。   ...

イバライガー連載小説

(←第15話前半へ) Bパート  PIASは躊躇なく、トリガーを引いた。  セッティングは散弾だ。この距離なら、顔面はぐしゃぐしゃになって吹き飛ぶ。  だが、ルメージョは微笑んだままだった。  連射する。ルメージョは嗤い続けている。  何かの力が、弾をはね返している。  ソウマは接近戦に切り替えた。 ...

イバライガー連載小説

(←第14話後半へ) OP(アバンオープニング)  ビル全体が鳴動している。  今までにない大きな戦いになっていることは、見なくてもわかった。 「今回はヤバい! カオリ、早くしろよ!」  イモライガーが、あまり大事ではなさそうなオモチャの箱を抱えてアタフタしているが、カオリは手が離せなかった。  み ...

制作編

納品ってどういう方法でやってるの?  ボクの場合は、自分のオンライン・サーバーに納品データをアップロードし、そのURLをメールで伝えてダウンロードしてもらう、という方法が一番多い。  ボク一応、WEB業者でもあるからね。  そこそこ大容量の専用サーバーがあるのよ。  今だと格安のクラウドサービスでも ...

打ち合わせ編

 若いうちは、10年先なんて遥か彼方だ。  でも過ぎてしまえば、あっという間なんだよね。  しかも年々加速する。  歳を取るほど時間を短く感じるってだけじゃなく、実際に加速しているのと同じようなコトが起こるんだよ。  そう、技術革新とか新規参入とかってヤツだ。  それまで自分の世界には関係ないと思っ ...

打ち合わせ編

 値引きには基本的に応じるべきじゃないと思っている。  軽々しく応じられるってことは、そもそもが吹っかけているとも言えると思うんだ。  本当に良心的な金額で請け負っているのなら、値引きの余地なんか最初からないハズなんだ。  だから、応じないというより、応じられない。  ただ、そうは言っても、値引きし ...

打ち合わせ編

 これ、漫画家が一番戸惑うことだろうなぁ。  普通に聞かれるからね。  さも当然って顔で。  そして実際、お客にしてみれば当然なんで。  以下、その理由を説明していこう。  なお、これは漫画を使ったあらゆる広報物に当てはまることなんだけど、話を簡単にするために「漫画冊子」に限定して話を進めるよ。   ...

イバライガーコラム

 小説イバライガーの13~14話に関する筆者コメンタリー。  ついに量産型イバライガーとも言える「PIAS」が登場し、戦いも激化する。ここから16話までが序盤のターニングポイントなんだよね。  なお、PIASは単なる劣化版イバライガーじゃなくて、後々は大活躍することになるよ。ただ、その日はまだ、ず~ ...

イバライガー連載小説

(←第14話前半へ)   Bパート  観光バスやトレーラーに偽装した特殊車両20台で、すべての道をふさぐ。  周囲をシートで覆って、内側が見えないようにもしてある。  だが、今さら目隠しも偽装も意味はなさそうだった。  ソウマは、空を見上げた。浮かんでいるアレは、隠しようがない。  何をし ...

イバライガー連載小説

(←第13話後半へ) OP(アバンオープニング)  主婦や女子高生が、笑いながら通り過ぎていく。  あの連中は、タクシーには乗らない。  ビジネスマンも乗らない。この辺りでは、誰もが車に乗っている。  タクシーを使うのは出張や観光で訪れた者くらいだが、平日の午後には、そういう人は少ない。  JR土浦 ...

■ウチのDVD棚から

 前回記事の後半からSF編に突入して、引き続き宇宙から来たロクでもない侵略生物、宇宙人がズラリ。  今回は有名な作品(あくまでもこれまでのホラー系に比べれば、だけど)も多いから、この手の映画に詳しくない人でもタイトルくらいは知ってる映画がいくつかあると思うよ。 ※注1) ここではベストテンとか星いく ...

イバライガー連載小説

(←第13話前半へ) Bパート  大型トレーラーが動き出した。  見た目は運送会社のモノに偽装しているが、中身は戦闘用の装甲トレーラーであり、移動基地とも言えるシロモノだ。  ソウマは、その助手席にいた。例の全身タイツは、すでに吹き付けてある。  後ろのカーゴではPIASのセッティングが行われている ...

イバライガー連載小説

(←第12話後半へ) Aパート  雑草に覆われて、けもの道のようになっている林道を分け入っていくと、少し広い場所に出る。  森に覆われた中に、突然できたエアポケットのような空間。  この周辺を整備して森林公園にする計画だったらしい。  駐車場と管理事務所をつくるために伐採し、アスファルトを敷いたが、 ...

営業編

 そんなコト知ってるよと総ツッコミされそうだけど、ここではあえて、ドコがどう特殊なのか、改めて確認しておきたいのよ。  知ってるのと本当に実感しているのは全然別なことだからね。 どこにも所属できないのが漫画家  漫画家というのは基本的に「個人事業主」だ。  これ、プロを目指す若い人の多くが「そりゃそ ...

営業編

 ボクはお客とは仲よくなろうとする。  もう友だちになっちゃえというつもりで、お客と接するようにしている。  みんなと友だちになるわけじゃないし、上手くいくときだって100%何もかもを盲目的に好きになってもらえるわけでもない。  でも、それでいいのよ。  テメェがどうなろうが知ったことじゃねぇが…… ...

営業編

 大きいつづらと小さいつづら、あなたならドッチを選ぶ?  昔話じゃなくてビジネスの話だから、大きいつづらには、その大きさ分のギャラがちゃんと詰まっている。  となれば、考えるまでもなく大きいほうを選ぶ……と言いたいところなんだけど、これがそうはいかないのだ。  大きいほうは、簡単に持っていけないのだ ...

基礎編

 ボクは広告漫画を描く仕事をずっと続けてきている。  最初にやったのは25歳くらいの頃だから、もう四半世紀以上やっていることになる。  でも、ずっと続けてはいるけれど、広告漫画だけでやれた時期っていうのは、ほぼゼロに近い。  ボクの場合は「広告」と「広告漫画」の兼業なんだよ。  そうだから漫画もやっ ...

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