作者としてのこだわり/あえて予算オーバーに踏み込む編02
お客様からのメール/その3
うるの様
ご連絡ありがとうございます。
それでは、15日の15時でいかがでしょうか。
お会いさせて頂けるのを楽しみにしております。
何卒宜しくお願い申し上げます。
ご都合が悪いようでしたらお知らせください。
参考までに弊社地図を添付させて頂きます。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
(以下、書名)
うるの送信メール/その03
うるのです。
ご返信ありがとうございます。
では、6月15日の15時に伺わせていただきます。
観賞魚業界に詳しいわけではないのですが、確かに市場規模はそれほど大きくないですよね。雑誌もアクアライフくらいしか思い出せないし。フィッシュマガジンとかいうのもあったよ~な。
(友人に観賞魚や爬虫類が好きなヤツがいまして、色々見せてもらっていました。また茨城には昆虫用品の大手がありまして、そこの仕事をした際にも、こうしたジャンルを調べたことがあります)
※地図、ありがとうございます。
ボクは漫画家デビュー当時は、東銀座(築地寄り)の代理店で働いていたんですよ。御社の周囲を走り回っていたものです(25年も前のハナシですが)。
現在も日本橋界隈のお客様は多く、お近くまではしょっちゅう行きます。
(以下、書名)
「うるの送信メール/その3」補足解説
観賞魚の専門誌の名前を挙げて「少しは知ってるぞ、そっちが持ってくる案件に興味はあるぞ」とアピール。
いや、ボク自身は観賞魚を飼ったりしたことないんだけどね。いい加減なヤツだから、飼ってもすぐに死なせちゃいそうだから。
さて、本題とは全く関係ないんだけど「友人の観賞魚や爬虫類が好きなヤツ」について、ちょっと書いておこう。
いや、すげぇヤツなんだよ、マジで。
※以下の内容は先に書いたコラム「ニンゲンではない友人の話」と、まるっきりカブってる。本当はこっちが先なんだけど、このネタはとても面白いので、別立てのコラムでも書いちゃったんだ。なので、そっちのコラムを読んでる方は丸ごと読み飛ばしてもOKだよ。こっちは内容もダイジェストだしね(笑)。
学生時代からの友人で、ロリコンで漫画家志望。
吾妻ひでお先生の「ななこSOS」が大好き。
自らをニンゲンではなく「カイジュー」と称している。
ふわふわ、もさもさしたもの(犬や猫)より、スベスベ、ツルツルしたもの(昆虫や爬虫類)を好む。
ボクは体毛が少ない(下手な女性より薄いぞ)ので、彼にとっては触り心地のいいモノだったようで、よく手を握られた。
いや、ヘンな勘違いされるからやめろよ。
どんなモノでも、大量に食う。
おひつでご飯をおかわりするし、不味いものでも「多ければ美味い」と豪語する。
パーティバーレルのフライドチキンは自分だけの一人前。
2リットルのペットボトルコーラが普通の人の缶コーラ1本分。
汚水で触るのも嫌なレベルの川からザリガニを獲ってきて、インスタントラーメンに入れて食う。
もちろん腹など壊したことがない。雑草なども平気で食べる。
ものすごい甘党でもある。
とある本格珈琲店にクリームをたっぷり浮かべた「琥珀の女王」という、とても甘いアイスコーヒーがあったのだが、ヤツはそれでさえガムシロップを2杯おかわりした。
渋さが売りの6杯立てデミタスを飲ませてやったときも、大量に砂糖を入れてお店のマスターを絶望させた。
夏でも冬でもTシャツにサンダル。
決して靴下は履かない。スキーに行ったときでさえ、裸足にサンダルだった。
「だってよぉ、靴下が塗れると染みて寒いじゃん」と言ってたけど、いや、まずサンダルをやめて靴を履けよ、靴を!
バイトは主に日雇いだ。
明け方、ボクのアパートのドアを叩く者がいる。
眠い目をこすりながらドアを開けるとヤツが立っている。
品川まで日雇いのバイトに行くから、片道分の電車賃を貸してくれと言う。
いや、オマエのアパートは3駅先だろ。ここまで歩いて来たのかよ。
片道だけじゃ帰ってこれないだろうとツッコむと、帰りはバイト代があるから大丈夫だと言う。
仕方なく金を貸してやって、ボクはまた布団に潜り込む。
昼頃、再びドアを叩く者がいる。
またしてもヤツだ。
バイトはどうした、もう終わったのかと聞くと、あぶれてしまったという。
じゃあ、どうしてここにいる?
バイトできなかったなら帰りの電車賃はなかったはずだろと訊ねると
「駅前に自転車が落ちてたから乗ってきた。でも、さっきお巡りさんに取り上げられた」と。
それは落ちてたんじゃねぇええ!!
以降、ヤツのバイトはカミカゼと呼ばれている。
片道の燃料しか積んでいかない上に、玉砕の確率が高すぎるからだ。
もうちょっと計画性ってモンを考えろよ。
そういうヤツが、アパートで様々な生物を飼っている。
窓辺の水槽には、カミツキガメがいる。
水はどんより濁っていて、中はうっすらとしか見えないが、金魚を入れると一瞬で消える。
指なんか入れたら、あっという間に食いちぎられる。
冬場のコタツの中には、ミズオオトカゲ(全長1メートル)が放し飼いになっている。
布団をめくると赤外線に赤く照らされたオオトカゲがシャーっと牙を剥く。
「平気だから入れよ」というが……
冗談じゃねぇ!
ついこないだ、生きたハツカネズミ(エサ用)を食い殺すトコを見せてもらったばかりじゃねぇか!
テレビの後ろでガサガサと蠢くモノは、カニだ。
爬虫類のエサ用に大量に捕まえてきたもの(東京ディズニーランド裏の海岸には凄まじい数のカニがいるのだ)が逃げ出しているのだ。
それでも平気で放し飼い。あ、押し入れの中にも逃げ出したアオダイショウがいるよ。
こんなトコだけど遠慮せずに上がれよ、というけど、誰が上がるか、そんな部屋。
勇気を出して上がって邪魔な万年床を引っぺがしたら、サソリが潰れていた。
そういうのまで放し飼いにすんな~~~っ!
以前に飼っていたイグアナには逃げられた。
深夜にビニール紐でつないで一緒に散歩していて、コンビニで買い物しようと電柱につないでおいたけど、出てきたら紐を食いちぎって逃げちゃっていたんだって。
いや、イグアナと一緒に深夜に散歩すんなよ。
一度、そのイグアナを連れてボクのアパートにやってきたことがある。
別な友人のクルマに乗せてもらってきて「ドライブに行こうぜ」と。
いやドライブはいいけど、イグアナまで連れてくんなよ!
クルマの中では「コイツ酔うかな?」としきりに言ってたけど、知るかそんなの。
ちなみに、先のミズオオトカゲを紙袋に入れて(閉じていない)、フツーに電車に乗って、お茶の水の喫茶店までやって来たことがある。
電車の中にせよ、喫茶店内にせよ、もしも逃げ出していたら大パニックになるとこだ。
なお、コイツが暮らしているアパートの隣室にも友人が住んでいたのだが、ソイツがあるとき、ボソっとこぼしたことがある。
いつかヤツが「オレのタランチュラ、こっちの部屋に来てないか?」と聞いてくるんじゃないかと怖くて怖くて、と。
ああ、そりゃあ怖い。
ヤツの管理じゃ、どんだけ漏れていても不思議じゃないもんなぁ。
数ヶ月後、隣室の友人は引っ越した。
やがてヤツも漫画家はあきらめて実家に帰ったのだが、それなのにボクの家に風呂を借りに来たことがある。
どうした、故障でもしたのかと聞くと「風呂場でワニを飼ってるから入れないんだ」と。
アホなのか、オマエは!
実際ニンゲンじゃねぇ!!
……そういう友人がいるのだ。
学生時代から数十年が経った今でも、そういうヤツのままなのだ。
世界の終末が来ても、ヤツだけは生き残るだろう。
いつかヤツのことを漫画にしたい。
何も脚色しなくても、十分に漫画でしかあり得ないキャラになるもんなぁ。
本当に事実しか書いてないし、これでもヤツとの思い出のホンの一部なんだよ。
まだまだ、昆虫編とか梨園事件とかペット専門店でのアレコレとか山ほどあって……。
うるの送信メール/その04
うるのです。
昨日はお時間をいただき、ありがとうございました。
さて、早速ですが「×××マンガ」についてのお見積りと、簡単な企画案をお送りさせていただきます。
(注)
「ストーリーマンガ」
全ページを1つの物語として扱う、一般的なマンガです。
なお、通常マンガ用語では、ギャグやコメディものはストーリーマンガと呼びませんが、ここでは1つのお話として構成されたモノをストーリーマンガと呼称しています。
ストーリーマンガの多くは、まとまったボリュームになるため、ドラマ性の高い作品を描きやすく、キャラクターの行動や心情に、笑ったり泣いたりさせることで、通常の広報では伝えにくい魅力を創出できます。
ただしそうした演出は、一定のページ数を使ってこそ効果があるものですので「ページ数=コストが大きくなりがち」という欠点もあります。
「4コママンガ・短編集」
4コマ(2分の1ページ程度)から2~3ページの短いマンガを複数組み込んだタイプです。
広報コミックは、知名度の高い人気マンガと違って、読者のモチベーションがさほど高くない状態で読み始めるので、長いページ数だと面倒がられる危険もあり、近年は広報コストの圧縮という側面からも短編の連作を提案する事が多くなっています。
特に今回の場合は、購入層のお子さんを持つ母親たち(現在30~40才代)は、女性向けの4コママンガ雑誌全盛期の影響を受けている世代と考えられ、親子で楽しんでもらいやすいというメリットもあるように思えます。
—以下、ページ数別のお見積りと構成案です—
1ページのみ、あるいは2~3ページでもお引き受けしますが、それらのお見積もりは割愛してあります。
(マンガはページ単価「○万円」としてますので、短いページの場合は、単価×ページ数で算出ください)
料金は全てキャラクターデザイン料、シナリオ作成料などを含むものです。また、劇中で使用する作図などがある場合も、よほど特殊なモノでない限り料金内で対応しています。
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■8ページ冊子(マンガ本編5ページを想定)の場合
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マンガ(モノクロ):○万円×5P=○○万円
表紙カラーイラスト:○万円
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合計:○○万円
☆ストーリーマンガの場合
ページ数が少ないため、ドラマ性はあまりなく(ただし最低限の起承転結はあります)、基本的には、×××解説に絞った構成となります。
☆4コママンガ・短編集の場合
ページ当たり2つの4コマとなるため、5ページで10本の4コママンガとなります。ステップを1つ1つ紹介していけることに加え、欄外で補足解説といった対応もしやすいので、4コマは少ページでの解説マンガに適した方法です。
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■12ページ冊子(マンガ本編8ページを想定)の場合
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マンガ(モノクロ):○万円×8P=○○万円
表紙カラーイラスト:○万円
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合計:○○万円
☆ストーリーマンガの場合
5ページ版よりはドラマ性を高められますが、やはり×××の解説が中心です。ページ数に十分な余裕があるわけではないので、ドラマ要素を盛り込むよりも、×××のウンチク、その他商品の紹介などを扱うほうが効果的でしょう。
☆4コママンガ・短編集の場合
本編8ページに16本の4コマを収録できますが、解説用マンガとして16本はやや多く、一気に読むとクドく感じる可能性もあります。
このため、このページ数では、導入部となる巻頭2ページは普通のマンガとして、その後、ステップごとに解説する4コマ10本を組み込み、さらにエンディングとなる1ページマンガ、という構成にすれば、読みやすく読者を引き込みやすくなるように思います。
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■16ページ冊子(マンガ本編12ページを想定)の場合
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マンガ(モノクロ):○万円×12P=○○万円
表紙カラーイラスト:○万円
(背表紙カラーカット無料サービス)
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合計:○○万円
☆ストーリーマンガの場合
12ページクラスになると、ある程度のストーリー性がないと、間が持たなくなります。あまり深い物語は本来の目的である「×××解説」が十分に描けなくなるためできませんが、親子のふれあいなどの情感は十分に盛り込めますので、保護者にも共感を得られる作品にまとめられます。
☆4コママンガ・短編集の場合
この場合も4コマを24本ではなく、通常のマンガ部分と4コマの組み合わせで構成すべきです。
4コマというよりも、1~2ページ単位のエピソードを複数組み込んだ構成がよさそうです。重要な部分は見開き2ページを使って、チャートのように紹介していくと見やすいでしょう。
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■20ページ冊子(マンガ本編16ページを想定)の場合
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マンガ(モノクロ):○万円×12P=○○万円
表紙カラーイラスト:○万円
(背表紙カラーカット無料サービス)
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合計:○○万円
☆ストーリーマンガの場合
一般的なマンガ雑誌の1話分と同等のページ数となりますので、本格的なドラマ要素が盛り込める・・というよりも必須です。主人公を中心に4~5人の主要キャラクターを配し、×××との出会い、用品選び、飼育、トラブルといった出来事を通じて心情をキチンと描き、×××の解説とともに、生き物を飼う喜び、自然環境への想いなど、社会的テーマも盛り込めます。
☆4コママンガ・短編集の場合
扉ページ(イントロダクション)とエンディングを除いて、7つの見開きページを確保できるため、その1つ1つをステップワークとして飼い方解説していく構成が考えられます。
なお、必ずしも2ページずつと決めてしまうことはありません。内容によっては1ページの部分も、3ページ使う部分もあってよく、自由なページ構成が可能になります。
過去の作例として、新婚時代から定年退職までの数十年間を1ページ1話ずつの10ページで描いたことがあります。
保険商品のマンガパンフレットで、若い頃の生活、出産、育児、学資、中高年の保険、老後の資金といった人生のステージごとの課題を扱ったわけですが、キャラクター紹介を兼ねたイントロ1ページと締めくくりの1ページを除いた8ページを5年ごとに区切って、ごく普通の家族の40年間を描きました。
<補足>
提示した額面は、当社正規料金表に基づくものです。
シリーズものなどの場合は、さらに若干のお値引きを行うこともありますが、基本的には定価でお取引いただいております。
(特別懇意な代理店様の場合、カラー作品でもモノクロ料金で対応させていただく場合があります)
4コママンガは単品で「○万円」としていますが、今回は1ページ(2本セット)で「○万円」としてお見積りさせていただいております。
10ページ以上の作品の場合は、DTP編集費を全額サービスでお引き受けしています。
(あくまでもマンガおよびそれに準拠した部分のことで、マンガ本編、表紙、目次、キャラクター紹介などは無償となりますが、広告面などが含まれる場合は別途となります)
マンガではなく編集記事、解説コラムなどを執筆・作成することもできますが、原稿料はマンガに準拠したものになります。
(当社連載の「カソクキッズ」の場合、ページの3分の1が解説文になることも多いのですが、この場合は解説もマンガの一部として処理しています)
原画は完全デジタルデータで、350dpiでの印刷時にA4サイズで扱える解像度で作成されます。実際の使用サイズがA4以下であっても、作画は同じですので、料金も固定とさせていただいております。
納品データは高解像度JPEGデータとなります。
他のファイル形式をご希望の場合はお申し出ください。
マンガはモノクロ(グレースケール)作品となりますが、WEB公開などの際には、カラーフィルタ処理を行う事で2色原稿に変更できます。
同一クライアントが使用する限り、作品の一部あるいは全部を何度再利用しても、追加料金はいただきません。また、データ紛失の際にも、無償でバックアップをお送りしています。
(ただし、バックアップデータの保管保証をしているわけではありませんので、必ず対応をお約束できるわけではありません。もっとも、これまでに対応できなかったケースもないのですが)
(過去の作品は全て再加工可能なデータ状態で保管しております)
著作権に関しては「譲渡はしませんが主張もしない」ということで対応させていただいております。
当社がお客様の作品利用を制限することはありませんが、著作権自体の譲渡は基本的に行っておりません。これは作品の転売などを防ぐためです。
作品は「お客様との間に生まれた子供」ですので、第三者への譲渡だけは作者として受け入れがたいものなのです。ご理解ください。
(どうしても譲渡してほしい、という場合は、別途料金でご相談させていただくことになります)
以上です。
どうぞ、よろしくお願い致します。
(以下、書名)
「うるの送信メール/その4」補足解説
途中のストーリー漫画がどうとか、4コマがどうとかってのは、本当はどうでもいい。予算やボリュームごとに何をどうやるのが適当かを解説してるだけ。
この段階では、どんなボリュームでナニをやるのかすら分かってない(発注側もわかっていない)から、様々な可能性を示しておくってだけのことだ。
もちろん、それぞれの概算見積りも、この段階で示す。
ボクは自分の請負額を自分で決めてある。
定価を定めてあるわけ。
案件ごとに違うから定価なんか定めようがない、というのがクリエイター系の制作会社には多い(ウチだって本当はそうだ)のだけど、それでもボクは定価を決めた。
一番多いケースをベースにして「この条件なら、この値段で請け負います」と公言しているのだ。
それなら条件が違ったときは改めて見積りすればいいし、提示した条件通りでいいなら面倒もない。
基準の値段をキチっと決めておくことには、他にもいくつかのメリットがある。
第一は、お客の心理的な障壁を下がられるってコト。
パンフやサイトに「お見積りしますので、お気軽にお問い合わせください」と書いてあっても、フツーはそんなに気軽にお問い合わせできるもんじゃないのよ。
お店で買い物するときだって、値段が全然書いてなくて全部「時価」だったら、不安で買いづらいでしょ。
それに、コッチがどんなに「どんなことでもお気軽に」と本気で言っていても、赤の他人に声をかけるなんてのはストレスなんだ。
そうそう簡単にお気軽な気分にはなれないと思うんだよね。
だからね、結局は案件ごとに見積りするしかないにしても、基準となる値札(参考価格)をちゃんと貼っておけば、それだけでお客は安心して「よし、実際の値段を聞いてみよう」って思ってくれるもんなんだ。
それが冷やかしであったとしても、まずは接点を持つこと。
何でもいいから接点作って言葉を交わしてしまうこと。
それが大事なのよ。
そういうトコから、仕事って生まれてくるから。
もう1つのメリットは、依頼者の思考を多少はコントロールできることだ。
全くの真っ白だと、こっちも手がかりがない。
とにかく条件出してもらって、それに応じて見積もるしかない。
でも、こうやって基準となる額面や仕様を提示しておくと、その条件で問題ないのなら、その基準に引っ張られる。
カスタムじゃなくても満足できるのなら、そっちのほうが明朗で簡単で理解しやすいじゃないか、というわけ。
そうなれば、コッチもありがたい。
いつも通りのやり方でやればいいんだから、安心して、自信も持って取り組める。
下手に額面見せなければ、もっと稼げたということもあるとは思うけど、そんなコトより、より多くのお客に反応してもらえるほうがボクにはありがたい。
そして自分が妥当だと思う額面さえ払っていただければ、何の問題もないんだ。
とにかく、後で「アレを○○円でやって」とか言われても困るのよ。
アレにはアレの値段がある。
「松」の料理は「竹」の値段じゃ食べれないんだ。
そういう松竹梅がわかるように、解説と見積りを一緒に提示してるわけ。
こうしておけば、どれが売れても損はしないからね。
そんなわけで、このメールでもそうしている。
簡単な提案と額面。その後に額面に関わらず共通の請負条件や仕様の解説。
どんなデータ形式で納品するよとか、いくら以上のお買い上げならサービスもあるよとか、著作権のコトとかね。
こうやって、お客の理解を深めていくわけ。
やり方をしっかり説明しておくと、他所が出てきた場合でも、知らないトコに頼むより少しでも知ってるトコに任せたくなるものなのよ。
後から出てきた誰かがボクよりもずっとレベルが高いのならどうしようもないけど、ドングリの背比べで僅差しかないレベルだったら、こっちに引き寄せやすくなるモンなの。
だから、こういうDM的なメールも、せっせと書くわけ(笑)。
※このブログに掲載されているほとんどのことは電子書籍の拙著『広告まんが道の歩き方』シリーズにまとめてありますので、ご興味がありましたら是非お読みいただけたら嬉しいです。他にもヒーロー小説とか科学漫画とか色々ありますし(笑)。