イバライガー・コミック化計画(再掲載/2008.09執筆)
このコラムは、ボクの公式サイト(www.urutaku.com)上で以前に公開していた「イバライガー観察日記」という連載コラムに掲載していたものを抜粋・一部改定して再掲載したものです。
ボクが描きたかった地域向け防犯コミックとは……
イバライガー・トライクを仕上げて数日後。
マンガのほうのシナリオ案は、全然進んでいなかった。
イバライガーとコラボする前に考えていたプロットはあるのだが、どうやったらイバライガーバージョンになるのかで迷っていたからだ。
元々、考えていた「地域向け防犯コミック」は、以下のようなものだ。
夜道で知らない大人につかまりそうになった少女。学校でクラスメートに話すと、みんな似たような体験を持っていた。
子供たちには大人への不信感が芽生え、彼等は独自に街のハザードマップを作りはじめる。
しかし、マップ作りの過程で彼等はお店のおじさん、公園のおばあちゃんなど、今まで触れ合わなかった地域の大人たちと交流を持ち、大人へのわだかまりが薄らいでいく。
怖い人もいる。でも、ほとんどの大人は怖くない。
怖いのは、知らないことだ。街で暮らす人々を知っていることが、一番大事なことなのかも。
地域のお祭りや運動会、廃品回収。
そうした催しには「お互いを知る」という意味もある。
子供たちの行動に、大人も気付かされていき、やがて地域の交流が増えて……。
……とまぁ、こんな感じ。
今読んでも、道徳の教科書っぽいよなぁ(苦笑)。
ボクは、よく見かける「子供110番」といったポスターに疑問を持っていた。
だって、どの家でも、どのお店でもいいじゃないか。
ポスターで宣言しなくても、全ての家が「子供110番」のはずではないのか?
そもそも危ないことがあったら、身近な家に飛び込めばいいんじゃないの?
防犯とは地域の問題じゃないのか?
それに、ボクは大人のダブルスタンダードが嫌いだった。
子供には横断歩道を渡れと言うくせに、自分は信号のない道を渡ったりしている。
PTAでは朝の「旗持ち」を交代でするが「挨拶をしない子がいて不愉快だからやりたくない」という人がいたりもした。
そういうアンタは、駅の改札を通るときに駅員に挨拶してんのか?
運動会では子供たちは手足を揃えて行進し、並んで待っているときも、あまり喋らずに、ちゃんと順番を待っている。
なのにPTAが参加する競技では、大人たちはペチャクチャ。行進もバラバラ。教師の演技ですら、子供の手本にはとてもならないレベルだった。
運動能力じゃなくてマナー面で。
卒業生と思われる明らかに未成年の子がたばこを吸っているのに、注意もせずに笑っている教師すら見かけた。
テメェらなぁ!
そのザマで「キチンとしなさい」とか、どのクチが言うんだ?
いや、ボクもキチンとできるわけじゃない。
どっちかと言うと「いい子」じゃなかったと思うし、子供の頃にできたことでも、大人になると忘れてしまっていることは多い。
だけど自分ができないことを子供には強制するっていうのは、どう考えてもおかしい。
少なくとも子供の前では、みっともない真似は慎むべきだろう。
(もっとも、自分はできてんのかと問われれば、ダメダメな部分も多いんだよな。ただ、気にもしない、恥ずかしいと感じてないってのはダメすぎると思う。授業参観でずっとヒソヒソ話してるオバサンたちがいたりするんだけど、場所をわきまえろよ、と。せめて子供が見てるとこではやるな、と)
子育てしていると、そういうことがよく分かる。
キチンとしているのは子供のほうだ。大人にはできないことを、毎日ちゃんとこなしている。
ボクは、お手本になるような大人にはどうしたってなれそうもないけれど、せめて自分を棚上げしないようにはしたい。ダメなところはダメだとわかっていたい。
そうじゃないと、本当に大事なところで、わが子がボクを信じてくれなくなると思う。
だって、ボクは子供の頃、そう思っていたもの。
大人は勝手だ。子供の気持ちなんか考えもしない、と。
もう1つ、ボクが引っ掛かったのは、某有名アニメ(マンガ)のキャラクターを使った「子供向けの防犯マニュアル」を見たときだった。
その本では3択(4択だったかも)クイズの形式で、対処方法を教えていた。
知らない人が運転するクルマが寄ってきて、道を尋ねてきたら、どうする? という設問があり、選択肢は「1:すぐに教える」「2:周りに人が多い場所なら教える」「3:知らない人には絶対近付かない」といったもので、正解は「3:近付かない」だそうだ。
ええっ、そうじゃないだろ?
確かにそれが一番安全かもしれないけれど、普通は「2」じゃないか?
人を見たら悪人と思えっていう指導はおかしいだろう。
確かに危険な大人もいるけれど、世の中のほとんどの大人は危なくない。
安全のためとはいえ、子供たちから常識的なコミュニケーション力まで奪ってしまうなんて理解できない。
そんな教育で、どんな大人ができるのやら。
こうしたことがずっと気になっていて、それでボクはボクなりの考え方をマンガにしようと思ったのだった。
ボクは地域の人々とまちづくり活動に関わっていて、その方面でも地域サービスとか何かの設備を作るとかばかりで「地域の心」を作る部分が全然考えられていないように感じていたから、防犯というテーマに地域づくりを重ね合わせてシナリオ案を考えていたのだった。
そういうときにイバライガーと出会ったわけだ。
元々のシナリオにイバライガーをカメオ出演、なんてのじゃ納得できない。
ちゃんとしたヒーロー物に仕上げたい。
それで悩んでいた。
が、その日、シナリオ案が稲妻のように閃いた。
本当に、突然だった。
いつものように遅めの昼食を取って、ボンヤリと歩いているときだ。
突然、ストーリーが浮かんできた。
物語は、あっという間に情景となっていく。
アングルも、光学処理も、登場人物のセリフも、全部、一瞬で浮かんできた。そしてボクは……泣いてしまった。
大のオトコが、自宅の近所の道ばたで。
慌てて事務所に戻った。
泣いているのがみっともないからではなくて、今思い付いた物語を、一刻も早くシナリオとして書いておきたかったからだ。
焦っていた。こういうイメージは、すぐに霞んでしまうものだからだ。
だけど……。
消えない。
むしろ、時が経つごとにイメージはどんどんクッキリしていく。
以下、そのプロットを記載しよう。
あ、あまり期待しすぎないでね?
一応「地域の防犯啓蒙」のための企画だし、実際に出来上がったわけじゃないし、単なる初稿だし、読切短編用だし、画力はともかくページ数は現実に執筆可能なボリュームに抑えなきゃなんないし……。
ただ、ボクがど~ゆ~意図を持っていたかは、シナリオ案を見せたほうが早いから、ここに出しちゃおうと思ったわけで……。
(「そこまで描きたかったくせに何で未だに描いてないんだ?」ということには、このいくつか後の記事で答えてるから、今はツッコまないでね)
イバライガー:地域防犯コミック/シナリオ初稿
序
夕暮れの街角。
おびえる少女。近付く黒い影。
「やめて!来ないで!」
ペットの犬がうなる。
それでも、近付いてくる影。追い詰められていく少女。
遠く通行人が見える。必死に助けを求めようとするが、声にならない。
……誰か……誰か……助けて……!
少女の背後には、シャッターの閉まった扉。
そこに貼られたイバライガーのポスターが風にざわめく。
「いやぁあああ!!!」
少女の叫びが、ポスターにかぶる……。
タイトル
時空戦士イバライガー
起
戦うイバライガーの勇姿!
倒される怪人!
大喜びの子供たち。防犯キャンペーンを兼ねたイバライガーショーが演じられている。
興奮している少年少女。
子供たちの中には、冒頭の少女の姿も。
「カッコイイなぁ、イバライガー!」
「ああ、迫力あるよな!」
だが、少女は元気がない。婦警さんがステージに上がり、子供たちに防犯指導。
婦警
「……というわけで、一人で夜道を歩かないでくださいね。
また、人通りの多いところでも、もし不審な人に声をかけられたりしたときは
近くの大人を呼ぶようにしてください」なるほど、と聞いている少年達にまじって、少女は暗い顔で聞いている。
他の子は、少女の様子に気付く。
「どうしたんだよ?」帰り道。
「ええっ、○○丁目でヘンな大人に襲われた!?」
「……うん……、ジョンを散歩させてたら、急に近付いてきて……」
「すげ~ヤベ~じゃん!?」
「大丈夫だったのかよ!?」
「……ジョンが吠えて……私も悲鳴を上げたら逃げ出したから……」
状況を想像する子供たち。「でもさ、○○丁目なら商店街だし、夜でも人がいるだろ?なんで助けを求めなかったんだよ?」
「……!…… 遠くで見てるヒトがいたんだよ!でも、助けてくれなかったんだもん!」
「ちっ、オレがいたらやっつけてやったのに……」
「でも、無視するなんてヒドイよ!」
「大人なんて……あてにならないよ……」「……近頃、この近くでも事件多いけど……」
「おかあさんもブッソーだって言ってたけど……」
「大人がいたとしてもお年寄りも多いしね、いざってときはダメなんじゃないの?」「ゼンイが足りね~んだよな」
「ゼンイ?」
「ああ、イバライガーはゼンイがエネルギーなんだ」(※このへんで、ちょっとイバの情報を入れておきたかった)
「じゃあ、オレたちでハザードマップを作ろうぜ!」
「ハザードマップ?」
「危ない場所とか、一人で歩かない方がいい場所とかが書いてある地図だよ」
「そういうのって交番とかでもらえるんじゃないの?」
「大人の作る地図なんか信用できないだろ!」
「オレたちだけの地図を作るんだ!」……このことをキッカケに、子供たちは独自のハザードマップ作りを始める。自分たちが暮らす町と、大人たちへの不信を抱いたまま……。
その不信感が、やがてマイナスの想念を生み、悪の組織ジャークを引き寄せてしまうことに気付かずに……。
承
ノートを片手に街を回る子供たち。
「だいぶ出来てきたな」
「でもさ、聞き込みもしないと、詳しい事がわからないよ?」そんな子供たちの周囲でジャークの気配は徐々に大きくなり、不可思議な超常現象が起こりはじめる。
しかし、ハザードマップ作りのために町中を歩くうち、とあるおじいさんと知り合う。
最近引っ越してきたらしいおじいさんは、子供たちのハザードマップに感心する。
そんな、気のいいおじいさんに、子供たちも心を開いていく。
周囲で不思議なコトが起こっている事も打ち明ける。
「中には、ゼンイのある大人もいるのね……」
「おじいさんだけどね」おじいさんは子供たちの告白を聞いて、なにかよくないことを心配し、ひそかに気配りするようになる。
こっそり後をつけたりするが、それもまた怪しい出来事だと思われたりする。一方こどもたちは、マップ作りのために町を歩き回るうちに、どんな人が住んでいるのか、だんだんと分かって来て、知っている顔も増えていった。
町の人が声をかけてくれることもある。
知らないと怖い。でも、知ってる人はあんまり怖くない。
ワタシたちは、町とそこに住む人たちを知らなかったから、それで怖がっていたのかもしれない。
注意しなきゃいけないことにも沢山気付いたけれど、町の人たちはけっこう、子供に気を使ってくれているみたいだ。
大人は悪いって思うのはマチガイなのかな?
あの、おじいさんは優しかったし……。……傷付いていた少女も、再び「ゼンイ(善意)」を信じ始めていた。
だが、マイナス感情を求めるジャークは「ゼンイ」を許さない。
忍び寄るアクイは、マップが完成に近付いた時、ついに、その牙をむく。
転
……夢中になって、遅くなってしまった子供たち。
知らず知らずに、人気のない町外れの公園にきてしまっていた。そこに起こる超常現象。
突風が起こり、公園の入り口に貼ってあったイバライガーの防犯ポスターが破れ、地に落ちる。
急に犬が吠えはじめる。
その光景に、あの夜がフラッシュバックする。
不安にかられる子供たち。誰も乗っていないブランコが揺れ、シーソーが激しく動きだす。
公園の門が勝手に閉まる。
やがて、霧が集まるように、マイナス想念が実体化しはじめる。遠くに住宅地が見え、町外れとはいえ、ちらほら通行人も見える。
助けを求めるが、ジャークの結界のせいで声は届かない。
無関心に見える町と大人たち。
少女の心の中で、あの夜の黒い顔が大きくなっていく。
「ゼンイなんて、やっぱりウソよ!」
「大人はあてにならないのよ!」ついに実体化したジャーク怪人が子供たちに迫る。
そこへ駆け付けたのは、あのおじいさんだった!
結界をモノともせずに公園に駆け込んだおじいさんは、身を呈して子供たちをかばう。結界は、大人への不信感を拭い切れない子供たち自身(特に少女)が生み出していたのだった。
だから、不信感をもたれていなかったおじいさんは、公園に入る事ができた。「こないだの夜、犬を連れた娘さんに道を聞こうとしたら驚かせてしまったんだ。悪い事をした」
ジャークに抵抗しながら告白するおじいさん。はっとする少女。
あの夜の出来事。暗くてお互いに顔がわからなかった。
近付いてきた顔は、おじいさんだった!?あれはゼンイだったんだ!
「キミたちが、大人に不信感を感じていることには気付いていた。」
「ワシのせいだったのかもしれない。」子供たちをかばいながら、語りかけるおじいさん。
「悪い大人も確かにいるから、注意しなくてはいけない。」
「でも、だからって、全ての大人が悪いとは思わないでくれ。」
「守るから。ワシだけじゃない。この町は、きっとキミたちを守るから。」必死のおじいさんの姿が胸を打つ。
……コノマチニハ、ゼンイ ガ アル……
少女の心に浮かぶ、やさしい大人たち。
両親、先生、お店のおじさん……。……コノマチニハ、ゼンイ ガ……
だが、ジャークは霧のようなマイナスイメージを吹き掛ける。
通り魔、誘拐、暴力……。……ゼンイ……ガ……
少女の中でゼンイとアクイがぶつかりあう。
近付いてくる黒い顔。
無気味な笑いを浮かべる顔。
少女が黒い霧に覆われていく……。……ゼン・・イ……
結
違う!
あれは、おじいさんだ!
少女のゼンイがマイナスイメージを振り払う!
黒い顔が、目の前のおじいさん顔と重なる!
ひるむジャーク!子供たちを逃がそうと必死のおじいさん。
だが、少女は逃げない。
おじいさんを守ろうと、ジャークの前に立ちふさがる!ゼンイはあるんだ!信じていいんだ!
少女の心の叫びが、マイナス感情の結界を吹き飛ばす!
大地震のような振動とともに天空から光の柱が突き刺さる!
その輝きがイバライガーのポスターに降り注ぐ!少女に迫るジャークの無慈悲な一撃!
が、寸前、輝きの中からあらわれた力強い手が、その攻撃を受け止める。
「!!」
振り返る少女。
光の中からあらわれるシルエット。紅の機神、イバライガー降臨!!!
子供たちのゼンイがイバライガーを呼んだ!
無表情なマスク。
だが、不思議な温かさを感じる子供たち。
少女を一瞥し、ジャークに立ち向かっていくイバライガー。
自分たちのために傷付いたおじいさんを抱きしめながら、戦うイバライガーを見つめる少女。
圧倒的なパワー。
あれがゼンイの力……!
自然と、手をつなぐ子供たち。
想いが、イバライガーが流れ込む。
ゼンイがスパークする。
繰り出される必殺のクロノ・ブレイク!……イバライガーの活躍でジャークは倒された。
子供と握手を交わし、光の中に消えていくイバライガー。
その光が、おじいさんの怪我を癒していく。
涙を浮かべる子供たち。「どうしたんだい?大丈夫かい?」
その声に振り返る子供たち。
公園の入り口に何人かの人が立っている。
町の明かりが逆光になって、顔が暗い。
だが、少女は怖くない。子供たちは笑顔を返す。
駅前のコンビニでアルバイトしてた学生さん、朝、通学中にすれ違うサラリーマンの人、スーパーでよく会うおばさん。
ちゃんと知ってるもの。
エピローグ
(作者、主要スタッフ、関係者、協力者等のテロップがかぶる)
完成したハザードマップをおじいさんに手渡す子供たち。
しかし、それは単なる防犯マップではなく、お店案内なども書き込まれた地域ガイドになっていた。ほとんどの人に、ゼンイはある。
ほんのちょっとのアクイに、覆われちゃいけない。
そんな思いが込められた町の地図。笑いあう子供たちとおじいさん。
街角で、イバライガーのポスターが子供たちを見つめている。END
……以上、イバライガー用に書いた「防犯コミック」のシナリオ案だ。
細部の描写は割愛してあるし、勢いで書いたものだから、まだ完璧とは言えない。
途中、ちょっと教訓くさすぎる部分もあって、そこをどうするか、まだ見えてないし。
でも、ボクは、クライマックスの、少女が立ち上がるシーンを思い付いたときに泣いてしまった。
目の前で、そういうシーンに立ち会ったような気持ちになった。
我が子が生まれた頃からだろうか。子供が勇気を振り絞って立ち上がる姿に弱くなってしまったのだ。
ウルトラマンティガの最終回でも、世界中の子供たちがティガを支えて立ち上がるシーンで泣いてしまったし(しかも何度観ても、その度に泣いちゃうのよ)。
それでガンバレ、ガンバレって、名前も決めてない少女を応援してしまったんだ。妄想の中でね。
でもボクはいつだってそうなの。
広告用のマンガでも、感情で描いてしまう。
ボクの物語では、イバライガー自身は一言も喋らないし、実はヒーローですらない。
ボクにとってヒーローは、勇気を出す子供たちのほうだ。
子供のために身を投げ出すおじいさんもヒーローだ。
イバライガーは、人々の中のヒーロー性が実態化した存在なのだ。
小さなゼンイが集まって、大きなナニカになる。
ボクもデカい存在なんかじゃない。コツコツと、地味に、それでもマンガが好きで、それを仕事にしてきた。
有名雑誌で連載したりしてないけれど、自分の情熱には誇りを持ってる。小さな活動でも、意味はあるのだと信じて、これからも続けていく。
そして、それを分かってくれる人も、必ずいる。
少なくともボクが、この仕事を続けていける程度には。
ボクはそれで十分だ。
有名でもなく、特殊能力もない普通の人々が、それでも必死に生きようとする。
最後の最後で本当の気持ちに正直になる。
そういうとき、ボクが思い描くヒーローは必ずあらわれる。その思いと共に戦ってくれる。
そして絶対に負けない。現れたからには圧勝!無敵!
ボクにとってヒーローとはそういうものだ。
決して頼っているわけじゃないけれど、絶対に信じられる。
頼らず、信じる。
これは、個人業として様々な人と付き合っていくための、ボクの処世術でもある。
そういうモノまで、マンガに詰め込んでしまった。
意図したわけではなく、書き上がったら、そうだったのだ。
自分の思いが、イバライガーという実体を得て吹き出した、という感じだった。
熱くなった。本当に。
だが、このシナリオ案は、その時点では誰にも見せなかった。
熱くなりすぎている自分にとまどったし、そういうときのシナリオには、どこか、ひとりよがりな部分もあるはずだ。
しばらく、じっくりと考えてみよう。
そもそも、自分がイメージしているレベルの作画を、オレに描けるのか?
今までの自分の作画レベルでは絶対にダメだ。
かといって納得できないレベルで世に出す気にもなれない。
イバライガーに恥をかかせるわけにはいかないし。
さて、どうしようかな。
※個人情報や固有名詞はできるだけ伏せていますが、やりとりしたメール文面などは原文のママです。
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