作者としてのこだわり/あえて予算オーバーに踏み込む編03
お客様からのメール/その4
うるの様
お世話になっております。
先日は誠にありがとうございました。
御見積と企画案も誠にありがとうございます。
早速クライアントに提案させて頂きたいと存じます。
スケジュールはサイトに記載されている程度で考えておきますので、大きく異なるような場合にはお知らせください。
お願いできるように提案していきたいと存じますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
(以下、書名)
うるのメール/その6
うるのです。
> 早速クライアントに提案させて頂きたいと存じます。
> スケジュールはサイトに記載されている程度で考えて
> おきますので、大きく異なるような場合にはお知らせ
> ください。
7月以降は、今のところ、サイトの記載通りに対応できそうですが、他の仕事が入ってしまうと、ズレる可能性もあります。
今回の案件では、まだ「いつ頃」かを伺っていませんが、もし「いつ頃」にやりたいと考えているかが分かったら、ご連絡ください。
スケジュールを確保しておくようにします。
(企画がまとまり次第、でしたら、そのつもりで調整しておきます)
(以下、書名)
お客様からのメール/その5
うるの様
お世話になっております。
1点質問をさせてください。
今回、印刷をカラーで行う予定なのですが、現在お見積りをして頂いておりますモノクロ原稿で、カラーフィルタ処理を行えば印刷でも2色原稿として対応可能でしょうか。デザイナーに確認をしたところ、データを見てみないと分からないという事でして。
お忙しいところ大変お手数とは存じますが、ご確認のほど何卒宜しくお願い申し上げます。
(以下、書名)
うるのメール/その7
うるのです。
> 今回、印刷をカラーで行う予定なのですが、現在お見積りをして
> 頂いておりますモノクロ原稿で、カラーフィルタ処理を行えば印刷
> でも2色原稿として対応可能でしょうか。
これは、こちらで無償サービスで行います。
つまり納品時に、通常のモノクロ版と2色版の両方をご用意します。
(本来は、あくまでもWEB用の2色版ですが)
ちなみに通常はモノクロのグレースケール原稿でも、アレンジ次第で色々と変わります。
■グレースケールのオリジナル画像(URL)
■一般的なマンガのようにモノクロ2階調にしたもの(URL)
■グレースケール原稿にカラーフィルタをかけて2色にしたもの
(この例では背景とキャラクターに別のカラーを乗せています)
(URL)
これらは着色し直したわけではなく、同じ画像にフォトショップで処理を加えただけです。簡単な処理でやれるので無償対応しているのですが、複雑にレイヤー分けされているオリジナル原画データを元にしてやらないとキレイに仕上がらないので、基本的にウチでやるようにしているのです。
※なお、最初からカラー作品として仕上げる事をご要望の場合は、別途お見積りいたしますので、お申し出ください。
(以下、書名)
「うるの送信メール/その7」補足解説
こういうのは、いわば裏技だ。
カラー制作じゃないけど、疑似的に2色っぽくする。あくまでも「っぽく」だから、本当の2色とはかなり違う。でも、その分だけ安い。
そういうサービスはやってあげるからウチに決めちゃえよ、というわけ。
その程度のコトならね、サービスでもいいんだ。
営業や折衝だってコストだから。
で、そっちのコストのほうが重たいんだよ(少なくともボクにとっては)。
なので、チャッチャとやってあげられるコトで相殺しちゃうの。
先方は大きく折れてくれた、サービスしてくれたと思ってくれるけど、コッチとしては折れずにいつまでも交渉を続けるほうがずっとキツイから「自分にとっては大したことないけど相手がサービスだと思うこと」を使って交渉をラクにしたいわけ。
交渉が長引いたから5割アップねとか言っても、そんなの通らないから。
つ~か、通ったとしても、やっぱりストレスすごいから嫌だし。
お客様からのメール/その6
うるの様
お世話になっております。
先般ご相談させて頂いております、▽▽▽向け観賞魚メーカーですが、頂戴したお見積りを基に提案させて頂いたところ、単発の小冊子としては予算が難しいと。。
お話しした新商品を来年3月に制作予定となっているので、今年の年末辺りで小冊子の制作を開始しようかとなっております。
半年近くも先の話になってしまい、大変恐縮ではございますが、また秋頃に当案件に関してはご相談させて下さい。
スケジュールの問題もあると思いますので、11月頃にはスタート出来ると余裕も出るかと考えております。
他のクライアントでもご相談させて頂ければと存じます。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
(以下、書名)
うるの送信メール/その8
うるのです。
了解いたしました。
クライアント様へご提案してくださって、ありがとうございます。
ちなみに、こういうコトがすんなり通れば、誰も苦労はないわけで、後日の提案の機会があるだけでも、かなりいいと思います。
そもそも、当社は様々な代理店様にマンガという「商材」を提供しているわけで、企画が通るかどうかだけでなく、そういう柔軟な企画を出せるパフォーマンスという部分でもお役に立ちたいと考えていますから。
(例えアテ馬の案だとしても、企画に幅を持たせられるだけでも営業現場では有利のはずですから)
そして、そうやっているうちに、どこかで企画が実現することもあるでしょう。そういうモノだと思います。
今回のクライアント様だけでなく、どこかにマンガ案を提案してみたいときは、いつでもお声をかけていただければ、可能な限り、ご協力させていただきます。
(提案の機会をいただけるだけでも感謝です!)
説得材料として作例などのグラフィックが欲しいときには、当社ホームページ実績案内ページで、表示されている作品画像をクリックすると拡大表示しますので、それをお使いいただいて構いません。
(より高解像度のモノが必要な際には別途ご連絡ください)
(以下、書名)
「うるの送信メール/その8」補足解説
……というわけで、ここでペンディング。
提案してみたけど、今はダメって言われちゃったということだ。
なので、この仕事はここでいったん終わり。
色々提案してあげたけど、それだけ。
先方からのメールには「年末辺りで小冊子の制作を開始」などと書いてあるけど、ボクはそういうのは当てにしない。
「今度とお化けは出ない」と思っておくほうがずっといい。
止まっちゃった以上は、この話はそこまで。
年末のスケジュールを空けておこうなどとも考えない。
前金払って予約入れてくれたとかならいいけど、そうでもないなら、そのときに引き受けられる状態なら引き受ければいいってだけのことだ。
忘れはしないけど頭の隅っこに追いやって、別な案件に集中するだけ。
縁があったら、また会おう。
※このブログに掲載されているほとんどのことは電子書籍の拙著『広告まんが道の歩き方』シリーズにまとめてありますので、ご興味がありましたら是非お読みいただけたら嬉しいです。他にもヒーロー小説とか科学漫画とか色々ありますし(笑)。