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イバライガー連載小説

(←第7話:前半へ) Bパート  黒い粒子はナツミの身体を覆い、甲冑のようになった。  近づいてくる。  だが、ワカナは動けなかった。  四天王?  ルメージョ?  その名前は知っている。以前にイバライガーが言っていた。  未来世界を崩壊させた四体の原初のジャーク。  その一人が、ルメージョという名 ...

イバライガー連載小説

(←第6話:後半へ) OP(アバンオープニング)  わずかな火種のような、小さな赤い光が漂っていた。  炎ではない。水中だった。  光もほとんど届かない。深い水底。  ダマクラカスンは、死んだように横たわっている。  赤い光は、その周囲で鬼火のように揺れている。 「……眠るのだ。まだ目覚めてはならん ...

イバライガーコラム

 ボクが電子書籍で出版している小説『時空戦士イバライガー/IBALIGER BEYOND THE TIME OF HEROES』は、主に茨城県で活躍しているオリジナルヒーロー『時空戦士イバライガー』の世界を小説化したものだ。  このイントロダクションでは、なぜ、そんなものを書こうと思ったかについて紹 ...

イバライガーコラム

 時空戦士イバライガーでは、たまに『大人のイバライガー』というトークイベントを開催している。  活動の舞台裏とか、イバライガー誕生の秘密とか、ようするに「お子さんは興味なさそうだけど大人は聞きたがるようなネタを披露するトークイベント」なのだ。スタッフや関係者とファンが交流するイベントでもあるので、居 ...

イバライガー連載小説

(←第6話:前半へ) Bパート 「……R、あれも君の仲間か?」  シンは、ようやく声を搾り出した。  Rは答えない。  ただ真っ直ぐに、黒いイバライガーを見つめている。  長い対峙と沈黙を破ったのは、黒い戦士だった。 「見せてもらった……。お前たちの戦いぶりを。二人がかりで死に損ないのジャークさえ倒 ...

イバライガー連載小説

(←第5話:後半へ) OP(アバンオープニング) 「とどめだ、ジャーク!! 時空鉄拳! ブレイブ・インパクト……バーニングッ!!」 「時空旋風! エターナル・ウインド・フレアッ!!」  イバライガーRのクロノ・スラスターが展開し、蒼い光を放った。  集約されたエネルギーが超高温に変換され、拳が白熱す ...

イバライガーコラム

このコラムは、ボクの公式サイト(www.urutaku.com)上で以前に公開していた「イバライガー観察日記」という連載コラムに掲載していたものを抜粋・一部改定して再掲載したものです。 水戸コミに集まった人々が与えてくれたもの  2009年末から2010年初旬にかけてのイバライガーは、人気テレビ番組 ...

イバライガー連載小説

(←第5話:前半へ) Bパート  グガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!  ダマクラカスンが咆哮した。  空間そのものが悪意を持って押し寄せてくる。 「皆殺しだ! ニンゲン共ォオオオオ!!」  傷つき、逆上し、手当たり次第に周囲を破壊していく。  ワカナとシンは身構えた。  こいつだけ ...

イバライガー連載小説

(←第4話:後半へ) OP(アバンオープニング)  思い出す。  シンが、イバライガーRを起動させた日のことを。 「オレたちの……『子供』を頼む。新しい世界を……作るんだ。人々が……オレたちが、幸せに生きられる……世界を……」  思い出す。  ワカナが、イバガールに未来を託した日のことを。 「なぜで ...

イバライガーコラム

このコラムは、ボクの公式サイト(www.urutaku.com)上で以前に公開していた「イバライガー観察日記」という連載コラムに掲載していたものを抜粋・一部改定して再掲載したものです。 ホームページのオファー  またまたBOSS氏から連絡があったのは、2009年の11月。  ホームページのことであっ ...

イバライガー連載小説

(第4話:前半へ) Bパート  イバライガーは、ビル街の上を駆け抜けた。  目標地点まで、あと5キロほど。  できるだけエネルギーを温存して目標に達しなければならない。  それも可能なかぎり早く。シンたちが来る前に。  カオリの言う通り、今回の任務は危険すぎる。  シンもワカナも止まらないだろうが、 ...

イバライガー連載小説

(第3話:後半へ) OP(アバンオープニング) 「……補足した。この先の路地で、仕掛ける」  男たちの背後を、付けていった。  角を曲がった。  続いて曲がる。狭い路地の先に、3人の男が立ち止まっている。  振り返った。マスクと帽子で顔はほとんど見えない。  だが、わずかな隙間から、緑色に変色しつつ ...

イバライガーコラム

このコラムは、ボクの公式サイト(www.urutaku.com)上で以前に公開していた「イバライガー観察日記」という連載コラムに掲載していたものを抜粋・一部改定して再掲載したものです。 あるボクシング選手との出会い  イバライガーとは関係ないのだけど、ちょっと過去に遡って、ボクが「愛すべきバカ」に惚 ...

イバライガー連載小説

(←第3話:前半へ) Bパート  炎はかなり小さくなっていた。  まだ一部エリアで数台の消防車が活動しているが、大半は闇だ。  イバライガーは、その闇を駆け抜け、破壊された建物から、内部に潜入した。  暗闇。ジャークの気配はない。人も、いない。  長い階段を下りる。  フェイス・バイザーの輝きの中に ...

イバライガー連載小説

(←第2話:後半へ) OP(アバンオープニング)  フェイス・バイザーに光が流れた。 「ブレイブ・インパクト!!」  拳をかざす。  背中のクロノ・スラスターがスライドし、ブースターがせり出す。  腕のサイド・スライサーからも蒼い光が唸りを上げる。  そのパワーを押さえ込みつつ、拳を絞るように引く。 ...

イバライガー連載小説

(←第2話:前半へ) Bパート  歩き続けているうちに、夜になった。  目指している場所は、シンの研究室。  先ほどの森からシンの研究室までは、メインストリートである東大通りに出て、市街地方向にまっすぐ進めば1~2時間でたどり着ける距離だが、イバライガーを人目に晒すわけにはいかず、あえて森の中を進ん ...

イバライガー連載小説

(←第1話:後半へ) OP(アバンオープニング)  イバライガーは素早く二人を抱きかかえ、4階分の高さをジャンプした。  そのまま実験棟の屋根を突き破り、虚空へと飛翔した。 Aパート  シンとワカナは混乱したまま、ぼんやりと周囲を見下ろしていた。  逃げ惑う人々。あちこちで起こる爆発。悲鳴。  その ...

イバライガー連載小説

(←第1話:前半へ) Bパート  主電源のある棟は、ここから数百メートル離れている。  誰もいなくなった長い廊下を、3人は走り出した。  灯は落ちて、ずっと先の屋外から差し込む光だけが道しるべだった。  背後で、ドアが開いた。 「ティクス……博士……?」  通路の奥。  さっきまで自分たちが立ってい ...

イバライガー連載小説

(←イントロ解説へ) OP(アバンオープニング)  薄暗い地下室を、わずかな機器の光点のみが照らしている。  そこは研究室だった。  人がいなくなって、どれほどの時が経つのか。  その朽ち果てた暗闇の中で蠢く何かがいた。  人はいない。  人は、永遠に失われた。  だが、蠢く人型の影がいる。  人型 ...

イバライガー連載小説

 小説版『時空戦士イバライガー/IBALIGER  BEYOND THE TIME OF HEROES』は、ボクが個人的に書いている小説シリーズです。  本作はステージショーなどで活躍している実際の時空戦士イバライガーの運営元「茨城元気計画」の正式な許諾を得て執筆しており、設定その他はステージショー ...

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