
小説版イバライガー/第25話:未来の想い出:3(後半)
(←第25話前半へ) Bパート 時が、流れた。 誰もいない。 ワカナの時間が止まってから、どれほどの時が過ぎたのか。 私は、受け取った。 人の願い。人の悲しみ。人の希望。 つなぎたい。託されたものを、次の世界へ。 ワカナの望みを叶えたい。 もう、それだけだ。私には、それしかない。 ...

小説版イバライガー/第25話:未来の想い出:3(前半)
(←第24話後半へ) OP(アバンオープニング) 病院から、次の施設に移動した。 太陽光発電、燃料電池などが十分以上に整った施設でなければ、これ以上のサバイバルは難しいからだ。 近郊で、それがある施設は1つしかなかった。 全ての始まりの場所。 ワカナたちが、かつて働いていた素粒子研究機関。 ...