小説版イバライガー/第21話:時をかける少女(後半)
Bパート
つくばから土浦市街に向かって伸びる大通りを、一気に突っ走る。
数台の車が驚いて急ブレーキを踏んだ。すまない。だが、今は仕方がない。
「イバライガーR、目立ちすぎですよ! いいんですか!?」
後ろをトレースしてくるミニRが叫んだが、Rは答えなかった。
周囲を気にしていられる状況じゃない。最短時間で現場に到達することが第一だ。
初代やミニライガーたちも、すでに向かっている。あと2分、土浦市郊外のショッピングモールを越えたあたりで合流するはずだ。
出現したのは、4人目の四天王だという。
3人目すら、その姿をはっきりと確認できていないというのに、4人目だと。
四天王と呼ばれる原初のジャークが、いきなり全員揃ったというのか。今まで気配すら感じさせずに? そんなことが本当にあるのか?
しかも現場からは、大きなジャーク反応は感じられない。
イバガールの視界は、Rにも転送されている。確かに、大きく強力な何かがいるのは間違いない。
だが、あれは本当にジャークなのか。
四天王級なら、エモーション・ネガティブの反応も大きいはずだ。なのに、今感じている反応はゴースト以下、戦闘員並みでしかない。
煙が見えた。同時に、右方向から4つの影が視界に飛び込んでくる。初代たちだ。
「初代! アレは本当に四天王なのですか!?」
「わからない。ジャークの気配は希薄だ。私の知っている奴は、そうではなかった。だが……一瞬見えた姿は間違いなく……ジャーク四天王カンナグールそのものだ……!!」
「……わかりました、四天王級だと考えて対処します。今日はミニRもいる。エネルギーは十分にある。ならば……」
「クロノブレイクで一気に決めるか。いいだろう。見せてみろ、R。私が託したものを」
「はい! 行くぞ、ミニR!!」
「了解です!!」
飛んできた居酒屋の看板を躱し、イバガールはもう一度突っ込んだ。
逃げ遅れた人を、連れ出す。
日中の商店街にしては、人は少ない。かつては中心街だったが、買い物客の多くは郊外のショッピングセンターに流れてしまい、今ではシャッターを下ろしている店のほうが多いくらいなのだ。
それでも、数十人が巻き込まれている。ガールが到着した時点で、すでに数名の生命反応が消えていた。
これ以上は、させない。一人も死なせない。
戦うのは無理だ。
見た瞬間にわかった。アイツは強い。自分では勝てない。
初代からも、戦うなという指示が来ている。
それでも、ほっとけない。せめて人間だけは救わないと。
激しい音が響いた。雑居ビルが、崩れ落ちる。その中に数名の人がいるのを感じ取った。
2階に2人。3階の廊下にもう一人が倒れている。このままでは瓦礫に押しつぶされてしまう。
「エターナルッ! ウインドフレアァアアアアアッ!!」
崩れてくるビルに風を叩きつけ、外壁を削り取る。見えた。加速して飛び込む。2階の二人を抱えると同時に、落下してくる3階の一人を受け止める。崩れていく室内を突っ切って、反対側の窓から飛び出す。
真下に、ジャークの姿が見えた。
大きさは約3メートル。ゴリラのような腕。背面からも、腕のような、爪のようなものが4対生えている。ゴリラが巨大なクモを背負っているような姿。長い尻尾のようなものもある。先端は丸くなっていて、ハンマーのようだ。
明らかに、物理的な破壊力だけに特化したジャークだ。苦手なタイプ。
その尻尾を振り回した。周囲を砕きながら、ガールが着地しようとしていた場所に向かって振り下ろされる。
人を抱えたままでは、素早く動けない。身体を捻って壁を蹴った。両足のテイルウイングを拡張し、風を制御する。空中で、さらにジャンプして、クロノ・スラスターを全開にし、一気に現場を脱出した。
数百メートル先に、救急車が見えた。ワカナもいる。
「ガール! 大丈夫!?」
「うん、この人たちをお願い。私はもう一度、あそこに行く」
「無茶よ! あと1~2分でみんなが来るから、それまで待って!」
「わかってる。けど1~2分でも、今危険な人たちにとっては永遠と同じなのよ。今行かなきゃ間に合わない。だから、私は行くわ。行けるのは私だけだから」
ワカナが、何か言おうとして言葉を飲み込んだのがわかった。
うん、気持ちは伝わってるよ。ワカナのエモーションも届いてる。あなたの力を借りるわ。その力があれば、私たちは……イバライガーは何度だって立ち上がれる。どこにでも行ける。だから、行くわ。私に人たちを助けさせて。
ワカナの頭を撫でて、イバガールは再び舞い上がった。
イバガールが黒煙の中に突っ込んでいくのが見えた。
「R! 現場にはまだ人が残っているようだ! 私とミニライガー、それにガールが彼らを助け出すまで、お前たちで奴を止めてくれ!!」
「わかりました!!」
初代とミニライガーたちが先行する。
イバライガーRは、目標手前の信用金庫ビル屋上を一度蹴って上昇し、タイミングを計った。
ターゲットは約20メートル下。空中で、ミニライガーRと並んだ。二人が完全にシンクロして身体を捻る。同時にモーションに入った。自由落下しながら右拳を引き絞り、パワーを集中させ、高めていく。奴は強い。並みの攻撃では止められない。初手から全力を叩き込む。
「行きます! ……時空鉄拳……ブレイブッ……!!」
「……インパクトォオッ!!」
ブーストで突っ込む。直撃。だが、貫けない。
「おおおおおおおおっ!!」
そのまま拳で押しながら、さらに左拳でもブレイブ・インパクトを撃ち込んだ。カンナグールは十数メートル先のビルまで吹き飛んで、振り注いできた瓦礫に埋まった。その間に後方に跳んで、体制を整える。
「イバライガーR!!」
「わかっている、来るぞ!!」
瓦礫の山の中から、ハンマーが飛び出してきた。躱すわけにはいかない。後ろにはガールと初代、逃げ遅れた人々がいるのだ。
ヒッグス・コントローラーを全開にして、受け止める。それでも質量を打ち消せるのは、ほんの一瞬だけだ。その一瞬で弾き、軌道を変える。
尻尾のハンマーは、左側の壁面を砕いて地面に突き刺さった。正面。瓦礫が弾け飛ぶ。両腕を振り上げて、カンナグールが向かってくる。
RとミニRは、左右に分かれて突進した。右腕と左腕。捉えた。押さえ込む。
だが、ミニRが吹っ飛ばされた。イバライガーRはカンナグールの腕を逆関節に捻ったが、びくともしない。片腕だけでも圧倒的なパワーだ。
ウガァアアアアアアアアッ!!
カンナグールが上半身を回転させた。同時に、背中のクモの触脚のような爪が全方位から伸びてくる。ダッシュして躱した。そのピンポイントに横薙ぎのハンマー。サイドスラスターで強引に身体の向きを変え、スライディングでハンマーの軌道の下側をくぐり抜ける。
一瞬、腕がかすった。それだけで肘が逆側に折られる。問題ない。この程度なら瞬時に修復できる。
十数メートル、離れた。ビルの壁にめり込んでいたミニRも立ち上がる。
「……気づきましたか、R?」
「ああ……、前にPIASの基地で見たものに酷似している。かなり強化されているが、アレは恐らく、奪われたPIASの成れの果てだ」
「でもPIASなら……」
そうだ。PIASはただのスーツだ。利用はできるだろうが、ジャークは取り憑けないはずだ。ジャークが取り憑くには、ネガティブな感情を持つ生命体=人間が必要なはずだ。
だが、目の前の化け物には、ほとんどエモーション・ネガティブの反応がない。
本当にコイツはジャーク四天王なのか? これではまるで……
「そう。それは四天王じゃないわ」
カンナグールが喋った。
いや、違う。思考を送り込んできただけだ。それも、カンナグールのものじゃない。
「ルメージョか!? どこにいる!?」
「どこにもいないわ。そして、どこにでもいる。それが私たちジャーク……」
「ふざけるな! 何を企んでいる!?」
周囲を探った。だがジャークの反応はない。少なくともルメージョの本体は、この周囲にはいない。
四天王じゃないだと? ではコイツはなんだ? 初代は未来でコイツを見たと言った。最初に現れた四天王だったと言った。
それは記憶のエラーなのか。だが、コイツの戦闘力は間違いなく四天王級だ。それでも違うというのか?
イバライガーRたちが戦っている間に、5人、連れ出した。ミニライガーたちも2人ずつ、助けている。
残っている反応は3人。それはイバガールが救出している。まもなく、ここに戻ってくるだろう。
これで、ようやく本気で戦える。Rのクロノ・ブレイクの威力は未知数だ。人がいるかもしれない場所で使うわけにはいかないのだ。
警官や消防士に応対していたワカナが、戻ってきた。
「イバライガー! さっきの声……!!」
「ああ、私はこの時代で接触するのは初めてだが……あれがルメージョだな?」
「あの怪物は四天王じゃないって言ってたけど……本当なの?」
「ジャークの言葉をそのまま信じるわけにはいかないが……だが、本当かもしれない。四天王なら、普通の人間でも怖気を感じるほどのネガティブを感じるはずだが、それがない。姿は間違いなくカンナグールだが、アレは……」
「そう、あなたは未来で私たちと出会っているのね?」
割り込んできた。ルメージョの思念。
「ルメージョ! あんた何のつもり!? こんなとこで暴れて何になるってのよ!?」
「あら、人間たちが恐怖に怯えればネガティブな感情が溢れる。それは私たちのエネルギーになる。何もおかしくないでしょ。恐怖を感じる間もなく死んじゃった人もいるみたいだけど……まぁ多少は仕方ないわね」
「あんたねぇぇえ……!!」
思考が白熱しそうになっているのを感じて、初代イバライガーはワカナの肩を叩いた。
怒りはわかる。だが、抑えるしかないのだ。憎しみではジャークに勝てない。
「ルメージョ。どうやらアレは本当に四天王ではないらしいな。ネガティブ反応もほとんどないところを見ると、PIASをベースにしたロボットのようなもの……か」
「そういうこと。暴走するだけのお人形ね。あの程度のモノが四天王だったなんて、あなたのいた未来は、随分と甘い世界だったようね? しかも、それさえも守れずに、この世界に逃げてきて、もう一度悲劇を味わいたいなんて……あんた本当はジャークなんじゃないの?」
「……好きなようにほざくがいい。だが、この世界ではさせん!」
「いいわねぇ、その悲壮感。楽しませてもらうわ。でも……アレを止められるかしら? 成り行きで造ったものだけど、パワーだけは四天王と呼んでもいいほどよ。しかも、どんどん強くなっていく。周囲のネガティブを吸収してね……」
PIASのエキスポ・ダイナモを応用したのか。TDFには起動させられなかったエキスポ・ダイナモを、エモーション・ネガティブを吸収するように改造したということか。いわば反エキスポ・ダイナモ。厄介な相手だ。
「狙いは……ワカナとイバガール……か……」
初代のつぶやきに、ワカナがぴくっと反応した。
だが、落ち着いている。私がいない間に、ずいぶん強くなった。さっきは一瞬激昂しそうに見えたが、私が止めなくても冷静さを取り戻せただろう。シンとワカナを気にしすぎて、自分は少し過保護になっているのかもしれない。
「……やっぱりね。そうじゃないかなって思ってた。あまりにもタイミングが良すぎたもんね。私かガール、あるいは両方を捕らえるか、殺す。そのつもりで暴れさせているわけね……」
「そうよ。アレには本能のようなプログラムを仕込んであるの。ワカナとイバガール。あなたたちを渇望する本能。女を凌辱し、引き裂きたい本能。二人が生きている限り、アレは止まらない」
「無駄よ。イバライガーの力、知ってるでしょ。すでにみんなが集まってる。私もガールも、あんたたちなんかに殺されはしない!」
その通りだ。いくら強力なジャークとはいえ、単体で我々を殲滅できるとは思えない。
ちょっかいを出してきた、ということか。
前回、シンは「目覚め」かけていた。それに気づいて、今度はワカナを狙った。
目覚める前に潰すつもりか。それとも、あえて目覚めさせるのか。
自分たちも、ジャークも、共にエモーションの企みに乗せられているのかもしれない。
「そう……ね……。ワカナ、あなたはまだ死ぬときじゃないかもしれない。でもイバガールは……あの子はわからないわよ。イバライガーの力があるからこそ、危険に飛び込んでいく。仲間を信じているからこそ、無茶をする。それこそが最悪の選択なのに……」
ルメージョの気配が消えた。
狙いはイバガールか。まだ戻っていない。
確かに、ガールは無謀なところがある。先に戻らせるべきだったか。
ワカナはすでに、インカムで呼びかけている。
「ガール! 聞こえる!? 今の話聞いたでしょ!! すぐに戻って!! 絶対に無茶はしないでよ!?」
「わかってるってば。ルメージョの罠なんかにハマるわけないじゃん。もうみんな助けたから、すぐにソッチに行くよ!!」
大丈夫そうだ。話さなくても、イバライガー同士はお互いの思考の一部を共有することができる。
ガールにも、作戦は伝わっている。
Rが、クロノ・ブレイクを発動させることができれば、それで終わりのはずだ。
「……イバガール、どうかしたの?」
負傷者を担いでいるミニブルーとミニグリーンは、すでに遠く離れている。
最後の一人はイバガールが抱いているので、ミニイエローだけ手が空いている。
それで全員の後方に付いてガードしていたのだが、前を行くイバガールの移動速度が、ほんの少し落ちたように感じたのだ。
案の定、ガールは次のビルの上で立ち止まった。
「イエロー、この人をお願い。重症で意識はないけど、命は助かるわ」
「い、いいけど……でもガールは?」
「引き返すわ」
「えええええっ!? ダメだよ! ワカナもすぐに戻れって言ってたでしょ!?」
「わかってる。でも……」
ガールが振り返った。
激突音。Rたちが戦っている音だ。
「ガール、まさか……?」
「ううん、戦わないよ私は。もう助けなきゃならない人もいないはずだし。でもアレが私を狙ってるなら、私がここに留まればアレの気を反らすことができるでしょ?」
「ヤバいって! それ絶対ヤバいって!!」
「いいから! 今ヤバいのは、その人たちでしょ! 早く救急車のとこに連れてってあげて!! 頼んだわよ!!」
言って、イバガールは身を翻した。
人がいなくなった。
少なくとも、100メートル圏内にはいない。これなら、やれる。
時空突破。
前回はエネルギー不足で失敗した。だが今はミニライガーRがいる。他の仲間もいる。
今度こそ、外さない。
イバライガーRは時空の力に意識を集中しようとした。
周囲の空間が、歪み始める。
だが、カンナグールの攻撃は、さらに激しくなっている。集中しきれない。
ミニRは敵を幻惑しようとしているが、あまり効果はない。クロノ・ブレイクのサポート用にエネルギーを温存しているため、奴の気を反らすほどに踏み込めないのだ。
ほんの数秒でいい。奴の攻撃を抑えられれば。
Rに向かってきたハンマーが、途中で軌道を変えた。
後方。気配を感じる。
ガール!? 戻ってきたのか。
Rが、勝負を決めようとしている。
大技だ。危険な技でもある。失敗すればR自身が時空に飲み込まれてしまう。
絶対に失敗させられない。邪魔させない。そのために私が囮になる。
あと少し近づけば、アイツは必ず私を狙うはずだ。Rから気が逸れるはずだ。
イバガールは、カンナグールの背後に降り立った。Rとは反対側。アイツとの距離はギリギリだけど、攻撃が来ても十分に躱せる。これまでの動きで、アイツの反応速度は見切っている。私には倒せないけど、躱し続けることはできる。
Rが光に包まれていく。両腕の周囲に空間のエネルギーが凝縮されて……。
ハッとした。
右の建物。すでに崩れ落ちているが、小さな生命反応がある。
子猫。ぐったりしているが、まだ生きている。
その頭をルメージョが撫でている。幻影だ。ここにはいない。でも、子猫はいる。ルメージョが、にやりと笑った。
突然、ガールが飛び出した。
バカな。クロノ・ブレイクは間に合わない。ミニRも、間に合わない。技を中断して飛び込むしかない。
「くぅううっ!!」
イバライガーRは、集めていたエネルギーを地面に叩きつけた。大地が爆発する。その爆風も利用して、ガールに向かって跳ぶ。
手を伸ばす。届く。
だが、あと数センチのところで、ガールの姿は消えた。
ミニライガーRが、戻ってきた。子猫を抱いている。
その向こうにイバライガーR。イバガールを抱いている。
その姿を見て、ワカナは息を飲んだ。
右足がない。右腕も、肘から先がない。半身が砕かれて、腹部も大きく抉れている。フェイスバイザーも抉り取られ、綺麗だった顔が無残に歪んでいた。意識もない。いつもなら感じるエモーションの反応もない。以前に初代が受けたダメージどころではない。
「ガール! ガァアアアアルゥウウウウッ!!」
叫んだが、応えない。生きてるの? 死ぬはずがない。でも。
「イバライガー!? R!? ミニR!? 何とかして!! このままじゃガールが……!!」
誰も答えない。代わりに振動が伝わってきた。ビルが崩れる。
奴が向かってきている。ガールの反応が消えて、ワカナを捉えたのだ。
でも、今はそれどころじゃない。ワカナはガールを抱きしめたまま、動けなかった。
背後で、Rが立ち上がった。
「私の……ミスだ……。戦いに気を取られて、小さな命を……見逃した……。だからガールが……。これ以上は、させない。決着をつけてくる……」
「ダメだ、R。今のお前では、クロノ・ブレイクは成功しない。その乱れた心では、時空制御は無理だ」
初代とRの声が聞こえる。そんな話、後にしてよ。今はガールのことだけ考えてよ。
ガール。イバガール。私の声を聞いて。私のエモーションを全部あげるから、いつもの元気な声を聞かせてよ。あなたと私は一心同体でしょ。ずっと一緒でしょ。お願いだから、どこにも行かないで。
『……カナ……ワカ……ナ……』
ガール!? 思わず顔を上げた。だが、ガールは冷たいままだ。
『ワカナ!! 聞こえるか!! R! お前もだ!!』
インカム。シンの声?
ED(エンディング)
『R、ガールを連れて基地へ戻れ! 急げ!!』
「ダメなんだ、シン……。ガールは……NPLでも治せない……全ての機能を失っている……もう生きては……」
『うるせぇ!! グダグダ言ってないで早くしろってんだよ!!』
ミニライガーブラックの声だ。基地にいるのか。
『お前らにもガールにも治せないのは知ってんだよ! でもなぁ、ガールのバックアップシステムなら何とかなるかもしれねぇだろ!!』
ガールの……バックアップ!?
それって……まさか……!?
『早く来い! オレ様の『妹』が生まれるんだからなっ!!』
次回予告
■第22話:天使の歌声 /ミニガール登場、真クロノブレイク発動
本来の歴史では四天王の一人に数えられていた魔人カンナグール。その猛攻に瀕死の重傷を負ってしまったイバガール。その命を救ったのはブラックと未来からの声。優しく懐かしい声に導かれて、ついに小さな天使が舞い降りる……!!
さぁ、みんな! 次回もイバライガーを応援しよう!! せぇ~~の…………!!
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