広告漫画家物語18:カソクキッズ/その1
高エネルギー? ナニそれ、美味しいの?
2007年11月下旬、1通の問い合わせメールが舞い込んだ。
高エネルギー加速器研究機構(以下KEK)というトコからのメールだった。
広報用の漫画を検討しているという。
あくまでも検討段階で、具体的なプランがあるわけじゃないらしい。
文面には、あまり見慣れてない文字が並んでいる。
高エネルギー?
加速器?
素粒子?
ナニそれ、美味しいの?
どうやら研究所らしい。
そういえば、筑波山や下妻方面に行く途中に、そういう研究所があった気がする。
でも気がするだけで、何も知らない。
素粒子とか言われてもチンプンカンプン。
ボク、物理は万年赤点だったんだよ。
でも、とにかく会ってみよう、話を聞いてみようと思った。
チンプンカンプンでも不安はないのよ。
コレは、どんな案件でも一緒。
広告制作では、自分とは畑違いの業種を扱うのが当たり前。
知らないからってビビっていたら仕事にならない。
取材し、参考資料を集め、勉強し、理解して、知らなかった業界をプロデュースできなきゃ広告なんか作れないんだ。
お客に用意してもらった資料や原稿だけに頼って作っちゃう人もいるけど、それではボクは満足できない。
お客の考えから一歩踏み出す。当事者よりも離れた場所から俯瞰して、当事者には見えないナニカを見出して、付加価値を創出する。
それでこそクリエイターでしょ。
そこを考えなかったらクリエイションじゃなくてオペレーションになっちゃうんじゃないの?
ボクはクリエイターになりたくて今の世界に飛び込んだんだから、オペレーターじゃ嫌なんだよ。
広告だろうが漫画だろうが、ボクは自分の作品と思えるものを作りたいんだ。
こういうふうに思っちゃうのは、元々が漫画家だからだろうなぁ。
作家にとって、畑違いの世界を描くのは普通のことだもんねぇ。
スポーツ漫画を描いている人はスポーツ選手じゃない。
料理漫画も料理人が描くわけじゃないし、格闘漫画だって時代劇だってそうだ。
知らない世界を学んで、自分なりの味付けをして描いてみせるのは、漫画家なら当然のコトだと思っている。
だから今回も同じ。
今はチンプンカンプンでも、ボクなりに学んで、自分の切り口を見出せばいいだけのことだ。
素粒子でも軽音楽でも戦車道でも同じだ。
自宅から車で30分の場所で反物質が量産されていた!?
そういうわけでアポイントを取って、会ってみることにした。
本物の研究者に会う以上、多少は予習をしておくべきだろうと思って、自分なりに調べてみた。
そして困惑した。
素粒子ってのは、ソレより小さなモノはない物質の最小単位で、内部構造を持たず、質量もほとんどゼロに近い。
つまり大きさがないようなモンらしい。
大きさがないってコトはカタチもないってコトでしょ。
そんなの、どう描けばいいんだ?
あちこちの解説図では素粒子は球体として描かれてるけど、そう描くことが誤解を与えてしまうって問題もあるんじゃないだろうか。
抽象表現とは言え、カタチがないモノをあるように描くってのは、ソレ自体が間違ってないか?
この後、ボクはKEKと深く関わって漫画を長期連載をすることになるのだけど、結局「素粒子をどう描くべきか」については答えが出せず、漫画でも球体に描き続けてきた。今に至ってもこの問題は解決できていないんだ。
本当はカタチでイメージすること自体が間違いなんだよ。
ゼロに近いとはいえ質量はあるんだけど、ソレはあくまでもエネルギー量のことでカタチじゃないんだ。
そんなこんなでモヤモヤしたりチンプンカンプンだったりしたまま、アポイント当日を迎えた。
ボクの事務所からクルマで30分。
東京ディズニーリゾート丸ごとに匹敵する敷地(敷地の形も似ている)の、ドデカい研究所だ。
この研究機関では、反物質なども日常的に扱っているらしい。
う~ん、反物質なんてSFのガジェットとしか思ってなかったんだけど、まさか自宅から30分の場所で量産していたとは。
日常に非日常が忍び込んでくるとは、こういうことか。
どんなラノベ展開だよ?
正面ゲートから入って、守衛さんのところで書類を書く。
来訪先の部署、来訪目的、滞在時間、自分の名前、所属、連絡先、車のナンバーとかを書く。
滞在時間とかは毎回いい加減。
そんなの会ってみないとわかんないんだもん。
とにかく書類を書いて入構証をもらい、再び車に乗って数百メートルを移動し、研究本館という建物へ。
今はゲートそばの国際交流センター内に広報室があるけど、当時は本館にあったんだよね。
パーキングスペースには「30分まで」と書かれていた。
ちょっと短いけど、今回は顔つなぎだけのハズだから問題ないだろ。
大体、ココ以外のドコに車を停めるのかわからないし。
こうして初めてKEKの人たちと会った。
そして、話をしただけで帰った。
いや、本当に顔つなぎだけだったのよ。
先方も、漫画で広報というのをやってみたいと考えているというだけで、まだ予算もゼロだし、何をやるかも、いつやるかもわからない。やらないかもしれない。
そんな段階だったの。
だから談笑しただけのようなモンで、具体的な話はほとんどしなかったんだ。
それでも外に出ると、車に駐車時間オーバーの張り紙が。
ちょっと話しただけなのに、1時間以上経ってた。
コレ、何かヤバイのかな? と広報室に戻って聞いたら「あ、気にしなくていいです」って。
ああ、よかった。
漫画の前身となったキッズサイト
このときに呼ばれたのは「国際リニアコライダー」というモノを広報するためだった。
当時のボクは全然知らなくて「コライダー? 小っこい仮面ライダーのコトか?」とか思ってたんだけど、そういう「世界中で協力してつくる巨大粒子加速器の建造計画」があって、しかもソレを日本に誘致しようっていう動きがあるらしいんだ。
コレを実現するためにKEK内に「国際リニアコライダー推進室」が設置され、活動がはじまったんだけど、まだ広報予算もほとんどない状態らしくて、リニアコライダーに関する話はほとんどできなかった。
でも年が明けてすぐ、ボクはKEKのキッズサイトのリニューアルを担当させてもらうことになった。
漫画とWEB、両対応な部分を買ってくれたんだ。
もっともこのときは、キチンとレクチャーを受けて素粒子の世界に詳しくなったわけじゃないから、既存のキッズサイトを整理し直す、デザインやレイアウトを見直すという程度のことしかできなかったんだけどね。
でもやるからには、出来るだけ読者が見やすく、理解しやすくしてあげなきゃならない。
なので、まずはキッズサイトの内容を把握することから始めたんだけど……。
解説を全部読んでもチンプンカンプンなのよ~~。
最初にKEKから連絡をもらったときにも読んだけど……コレ、ドコがキッズサイトなんだ?
平易な文章で書いてあるトコもあるけど、全体的には論文みたいな文章だ。
専門用語が次々と出てきて、しかもフォローの解説がない部分も少なくない。
このくらいは一般常識でしょ、知ってるでしょというコトなの?
でも相手はキッズなんでしょ。その一般常識そのものを学んでいる段階でしょ。
どう考えたってキッズ向けの文章じゃないよコレ。
大人だってわかんないんだから。
とはいえ、専門の研究者が書いた文章を添削できるわけもない。
けど、何もしないで放置もできない。
それでは「キッズサイト」にならない。
何の工夫もしないで作ったら、ボクはボクの仕事をしていないことになっちゃう。
文章が難しいのはどうしようもない。
他の何かでフォローするしかない。
そこでガイド役としてキャラクターを考えた。
キッズたちの誕生
中学2年生の4人の男女。
4人なのは、読者の多くが、このどれかのキャラに共感できるようにしたかったから。
元気なヤツ、クールなヤツ、明るい子、おとなしい子。
同じく、解説役の博士のキャラも考えた。
やはり男女で2人。
マニアックで優しそうで学校の先生みたいな男博士と、元気な体育会系でお姉さん的な女博士。
大ざっぱなストーリーも考えた。
この時点ではキャラの背景というだけで、漫画にする計画はない。
それでも物語として考えた。そういう部分まで考えておかないとビジュアルも思いつかないし、キャラが動かないしね。
このキャラたちに難しい文章をフォローさせる。
彼らのイラスト(文章を要約したイメージカット)をあちこちに配置して、難しいモノを難しくないように感じさせる。
いや、パッと見がそう見えるだけで、難しいモノは難しいままなんだけどね。
でも、難しくなさそうに見えれば、読んでくれる人も出るかもしれない。
読めば、難しくて正しく理解できないとしても、多少は知識を得ることができるかもしれない。
難しいとわかるだけでも「学び」には違いないハズだし。
キャラのタッチは4タイプくらい考えた。
コンテやクレヨンで描いた絵本のようなモノ、サンリオっぽい細目の線画で二頭身くらいにディフォルメしたモノ、逆に細長くルパンみたいにしたモノ、そして普通の漫画的なタッチのモノ。
この全部をKEKに見せたけど、やっぱりイチオシは漫画なモノ。
それが一番描きやすくてイキイキしてるし、将来的な展開もしやすいと思えたし。
KEK広報室はボクの意見を尊重してくれて、そのまま漫画タッチのキャラに決まった。
この時点ではキャラに名前はない。
後々、公開した後で一般公募でもしようかと考えていたんだ。
だから公開直前まで「男の子A、男の子B、女の子A、女の子B、男博士、女博士」だったんだよ。
だけど固有名詞がないと、仕事がしにくい。
「男の子Aをこう描いて」とか指示しても「Aって誰だっけ?」みたいになる。
それでスタッフが勝手にニックネームをつけて呼んでいた。
それが「じん」「ぽに」「めが」「たま」。
主人公だから、じん。
ポニーテールだから、ぽに。
眼鏡だから、めが。
いつも球を持ってるから、たま。
そう呼びながらキッズサイトを制作しているうちに馴染んじゃってね。
他の名前だと違和感を感じるようになっちゃって、それで公開ギリギリのところで「この名前にさせてくれ」ってKEKに頼んで、そのまま公開になったの。
ぽにだけは、その後に髪型を変更してポニーテールではなくなったんだけど、可愛い響きだし馴染んだ呼び名だから、そのままになった。
ウルトラセブンの「アイスラッガー」みたいなモンだな。
ちなみに博士たちのほうは「男博士」「女博士」のままで公開された。
彼らの名前が決まるのは半年ほど先のこと。このキャラたちでWEB漫画を連載しようという企画が持ち上がってからなんだ。
そのときに、男博士は「フジモト博士」、女博士は「タカハシ博士」と名付けられた。
男博士がフジモト博士になったのは、漫画キャラのイメージ通りの方と出会っちゃったから。
漫画化に当たって、新たに監修メンバーが招集され「保護者会(制作委員会だね)」が立ち上がったんだけど、その中にね、どう見てもボクらが描いたキャラ本人としか思えない方がいらっしゃって、それで、そのお名前を拝借してフジモト博士としたんだ。
で、男博士がそうなら女博士も、というわけで、監修メンバーのお一人の名前を使わせていただくことになったの。
後のセカンドシーズンで登場するモチダ博士も同じだよ。
皆さん、お知り合いなどに「身体張ってますなぁ」などと言われるらしいんだけど、お名前を借りているだけで彼らはモデルじゃないんだよ。
漫画の登場人物で実在の人物がモデルなのは、ノーベル賞受賞者でKEK名誉教授の「小林誠博士」だけなんだ。
漫画化実現のために仕込んでおいたもの
当初の時点では、あくまでもキッズサイトだけであって、漫画化の予定なんか全くなかったんだけど、前述のように、ボクは漫画化も可能なようにキャラを作っていた。
サイト上では単なるカットやイラストに過ぎないけど、それでもストーリー的な部分まで考えてキャラを設定しておいた。
なんせ、最初は漫画の話で呼ばれたんだから。
今はキッズサイトだけど、コレが発展して漫画になる可能性だってあり得る。
そのときのために、いつでもやれるようにしておきたい。
ボクは他の仕事をするときも、大抵こういう感じで、その仕事が発展したときのための伏線をいくつか仕込んでおくようにしている。
ソレは作り方だったり、密かな企画案だったり、営業トークだったり色々だけど、とにかく何かの仕事をするときには、次の可能性を引っ張り出すための「種」を必ず仕込むようにしているんだ。
こうして作ったキッズサイトは2007年度末(2008年3月)に完成・納品され、翌4月から公開された。
このキッズサイトは、海外の研究機関からも注目された。
漫画キャラを使った広報というのが日本っぽい、面白いということで、アメリカの専門機関誌からボクにメール・インタビューがあったりね。
このインタビューのときに、ボクは後の『カソクキッズ』のプロットを全部語っている。
科学の話はできないけど、漫画についてはいくらでも語れるから、そのへんを熱く語った。
メールインタビューだから実際には「書いた」だけどね。
先方からの質問をKEKの博士(当時の広報室長)が和訳してくれて、ソレにボクが答える。
そのボクの答えも英訳してくれて先方に送ってくれる。
そんな感じだったから、ボクの思いはKEKにも伝わっていた。
漫画絵を使うってだけじゃなく、本当に漫画にしたい。
漫画ならもっとやれるはずだ。
準備はできてる。ビジョンもある。いつでもやれる。
そして6月頃。
ついに、漫画の企画をやりましょうという連絡があったんだ。
2009年夏、フェルミ研の機関誌「symmetry」の表紙を飾った時に、先方担当者に送ったラフスケッチ案。採用されたのは上から2番目のヤツで、仕上げて納品した時には「excellent !」というメールをいただき、誌面でも多くのページを割いて特集してくれた。
踏み込む。もう仕事じゃない!!
連載形式。
でも予算はあんまりない。
ウチの料金表に照らし合わせると、せいぜい3ページずつがやっとという感じ。
まぁ1ページ分オマケしたとしても4ページが限界だろうなぁ。
何度か打ち合わせをして、8月にテスト版を兼ねて「イントロダクション(0話)」を描いた。
もちろん4ページ分のボリュームで。採算を考えると、それ以上は無理だ。
これをベースにして、今後の展開を考えていく。
連載スタート時期は決まっていなかったけれど、ま、秋くらいかな。
と思っていたら、KEKの小林誠博士が、その年のノーベル物理学賞を受賞してしまった。
その対応で広報室はテンテコマイ。漫画どころじゃなくなってしまったんだ。
オノレ小林博士! とか思ったけど、一方で「本当にノーベル賞を取っちゃうなんてスゴイ。
もしかしてボクはトンデモない世界にニアミスしちゃってるのか?」と緊張もしたなぁ。
受賞内容を紹介する記事のためのカットを描く仕事なんかをいただいたりもして、そのときは「ノーベル賞なんてモノに関わる機会なんて二度とないだろうなぁ」って話してたよ。
まさか、その後にもっと深く何度も関わることになるなんて、夢にも思わなかった。
そんなわけで2ヶ月ほど中断してしまったのだけど、その後にようやく第1話用のネタが届いた。
それを元に漫画化してみた。
つまらん。内容が薄い。
まぁ4ページしかないんだから当然ではあるんだけど、どうもね、このままじゃ足りない気がする。
公開スタートは12月末と決定していた。
時間はあまりない。
でも、どうしても気になる。
イントロと第1話は仕上げたけど、このまま公開してもダメだとしか思えない。
盛り上がらない。
言われたコトを盛り込んだだけで、漫画として面白くない。
読者を引き込むモノがない。
そこで、もう一度会議を開いてもらった。
資料も集め直してもらった。
すると……案の定、面白いネタが出てくるわ、出てくるわ。
そうだよ、こうじゃなくちゃ。
でも……コレ絶対に4ページには収まらないぞ。
無理やり詰め込むことさえ、できない。
できたとしても、そんなコトをしたら、せっかくの美味しいネタが台無しだ。
美味しいと気付いちゃった以上、何とか描きたくてたまらなくなるのが漫画家のサガってモンだ。
えぇい、いいや。
もういい、もっと多くのページを描いちゃおう。
その分の追加予算が出ないことは知ってるけど、ページを増やすこと自体は特例として認めてもらおう。
足りない予算分は自腹になるけど、連載開始のご祝儀だと思えばいいや。
つまんないモノを描くより、そのほうがずっとマシだ。
そう思って大幅にページを増やして仕上げた。
想定していたページ数の倍以上。
それをKEKに見せた。
ボクが描きたくて描いちゃった勇み足だけど、認めてくれ。
予算は出なくてもいいから、今回だけは、このカタチで公開させてくれ。
そう言って『カソクキッズ』はスタートした。
そして翌月。
連載がスタートした以上、第2話を描かなきゃならない。
本当は準備段階で3話まで進めておく計画だったんだけど、小林博士ノーベル賞のドタバタで、そのへんが吹っ飛んじゃったんだよね。
ただ、予定はそうだったから、3話までは当初の4ページ版で仕上げてあった。
薄くてイマイチ満足できないモノが。
で、またまたツッコんで、追加情報を聞いてみた。
宇宙膨張の謎。ビッグバン理論。その裏話。宇宙をつくる実験。
またしても面白いネタがたくさん出てきちゃった。
絶対に4ページでは収まらないネタが。
こんな美味しいモノを削るなんて嫌だ。
描いてやる、今月も描いちゃうぞ。
前に描いた分が無駄になっても構わん。
やりたいことはやりたいんだよ!
こうして2話目も大幅ページ増で公開された。
さらに翌月。
またまた濃いネタ。
ついに登場する素粒子。加速器。ノーベル賞を取った研究。
うわぁあああ、これも削れねぇええええ!!
……もぉ、いい。予算なんかど~でもいい。
ボクは開き直っちゃったんだ。
足りない分は、他の仕事で補ってやる。
これはもう仕事じゃない。
ボクが描きたいボクの作品だ。
こうしてカソクキッズは、当初の取り決めとは全然違うボリュームの作品として、描き続けていくことになったんだ。
KEK一般公開の際に、近隣に掲示される横断幕もカソクキッズ。原画はちっちゃいんだけど、この横断幕は左右8メートルもあるので、画像がぼやけないかドキドキだった。こうした広報の多くの場面で、6〜7年間くらいずっとカソクキッズが使われていて、最後の頃はキャラ絵は拡大しても画質が荒れないようにAdobe Illustrator形式で描いたデータを提供していた。
※カソクキッズ本編は「KEK:カソクキッズ特設サイト」でフツーにお読みいただけます!
でも電子書籍版の単行本は絵の修正もちょっとしてるし、たくさんのおまけマンガやイラスト、各章ごとの描き下ろしエピローグ、特別コラムなどを山盛りにした「完全版」になってるので、できればソッチをお読みいただけると幸いです……(笑)
※このブログに掲載されているほとんどのことは電子書籍の拙著『広告まんが道の歩き方』シリーズにまとめてありますので、ご興味がありましたら是非お読みいただけたら嬉しいです。他にもヒーロー小説とか科学漫画とか色々ありますし(笑)。