広告業界という「戦場」で生き延びていくために

2018年1月5日

 この項では、仕事を獲る、お客に選ばれるためには何をどうすればいいのかということを考えてみた。

 自分にどれほど実力があったとしても、選ばれなければ力を発揮できない。
「なんでこんなヘタクソなヤツに仕事させてんだよ」とか毒づいたってダメ。

 ある種の専門家を、その専門性の高さを指針に選ぶことができるのは、専門家同士のときだけなんだよ。
 広告漫画の世界では専門家以外を相手にするのだから、実力は判断基準にならないと思うべきなのよ。
 アナタから見て下手でも、そのクオリティで特に問題ないのならオッケーなんだから。

 仕事を獲るという最初の段階では、技術的な実力とは別な部分がモノを言う。
 でも、その別な部分に気配りできてない人が多い気がするのよ。

 だから、そのへんを考えてみようと。

お客さんに選ばれるためには

 広告漫画の仕事を得るには、お客さん(依頼者)に選ばれなきゃならない。
 だけどお客は漫画家としての能力そのものは判断できない。

 おのずと審査基準は全く別のところに求めることになる。

 まずキャリア、知名度などが重視される。
 あの会社が長年任せているようだから大丈夫じゃないか、この作家は名が売れてるらしいから実力あるんじゃないか、といった具合だ。
 ボクの場合も、キャリアが増えるごとに受注しやすくなっていった。

 まぁ、当然と言えば当然だ。
 依頼する側だって怖いのだ。

 途中で投げ出されたらどうしよう。
 絵は上手いかもしれないけど、人間的に問題があったらどうしよう。
 後でモメゴトになったりするのも嫌だ。

 でも、いくつもの会社の仕事をしていたり、長いこと仕事を続けていたりすると、そういう不安を多少なりとも減らせる。

 A社もB社も任せているってことは、それだけちゃんとしてるからだろう。
 10年以上も続けているってことは明日も続けている可能性が高い。急に辞めたりしないハズだ。
 そういうふうに考えてもらえる。

 実際問題として、世の中で本当に効くのは腕よりこうした部分なのだ。

 腕はね、専門性が高い部分になるから、外部の人間には良し悪しがわかりにくいのよ。
 だから漫画家を選ぶのに漫画以外のナニカで判断せざるを得なくなるわけ。

 よ~するに日本の作品であっても「ハリウッドで大絶賛!」と言われないと、それがイイモノかどうかわからないんだ。
 誰かがイイと言ったからイイ。そんなもんなのよ。

 でも、キャリアは時間をかけないと作れない。
 キャリアがないと選ばれないっていうなら、新人はいつまで経っても仕事を取れなくなっちゃうんだけど、そんなことはない。

 キャリア組のほうが有利なのは確かだけど、全部が全部持っていかれてしまうわけじゃない。
 そうだからこそ、ボクも仕事が取れて、だんだんとキャリア組になっていけたのだから。
 誰にでも最初はあるんだ。

 で、その最初なんだけど……けっこう勘違いしてるっぽい人が多いような気がするんだ。

 戦場を描いた映画は見ていても、実際の戦場に立ったことはないとか、戦場に行ったことはあるけど、それは護衛が大勢いる状態で取材しただけで本当には戦ってないとか、そんな印象を受けることが多いんだよ。

 仕事って、本当に戦いなんだよね。
 自分が何かの仕事を獲得するということは、どこかの誰かの機会を奪っていることでもある。
 死活問題なんだから、ある意味でガチな殺し合いと思っていい。

 そんな戦場に出るのなら、少しでも自分が有利なフィールドで戦うべき。

 どんな場所で、どんな相手と、どんな出会い方をして、どんなふうに思われたいか。
 ソコから勝負は始まってる。

 いや、むしろソコで勝負が決まってしまうと思ったほうがいいかもしれない。
 仕事をこなすのは実力だけど、仕事が獲れなきゃ実力を見せられないんだから。

 もちろん、実力は重要だ。
 だけど実力が評価対象になるのは、取引2回目からと考えたほうがいい。

 一度味わったからこそ、わかるのだ。
 味わってない人には実力は伝わらない。
 どんなに説明しても、本当のところはわからない。

 最初の仕事を獲る段階では、実力よりもプレゼン力のほうが大きいんだよね。

自分が有利なフィールドを探そう

 ネットには「イラストレーター登録」とか「お絵かきサイト」とかがたくさんある。
 そういうところに自分を登録してお仕事依頼引き受けます、と営業しているケースは多い。
 ボクも登録してみたことはある。

 だけどホンのわずかな期間だけ。
 すぐに止めちゃった。

 いや、ああいう方法でも仕事が獲れることはあるだろう。
 でも効率が悪すぎるんだ。

 先の項で触れたように、一般人には個々の違いなんかわからないのだ。
 大勢が登録されていても、どれも同じように見える。
 迷うだけで誰かを選ぶなんてできないんだ。

 戦うなら、できるだけ自分が有利なフィールドを選ぶべきだ。

 WEBには「SEO(サーチエンジン最適化:よ~するに検索で見つけてもらいやすくする仕掛け)」というのがある。

 ボクは、単に検索ランキングを上げるだけのためのSEOには否定的な意見なんだけど、一応WEBのお仕事では、検索対策というのも考えなきゃならない。

 そこで大事なのがキーワードの絞り込みだ。

 例えば住宅メーカーで「住宅」というキーワードで検索されたときに上位に来るようにしたいと考えると、これは大変なことになる。
 このキーワードが当てはまる範囲がものすごく広いからだ。

 そこでキーワードにどんどん条件付けしていく。「住宅+つくば市+木造在来工法+オール電化+エコ」といったように。条件を絞れば絞るほど、それに合致するライバルはどんどん少なくなるが、合致するお客も少なくなる。

 どの程度まで絞り込むの一番バランスがいいか、効率的かを考えて、それに対応した内容にWEBを整えていくのがSEO……なのだけど、これはWEB制作の指南書じゃないので、この話はここまで。

 ただSEO的な考え方ってのは、自分を売り込む上でけっこう大事だ。
 どういう状況のときに自分が有利なのか、どういう人に自分が適しているのかを考えるってコトだからね。

 つまり自分の土俵はどこにあるかを考える。

 世の中に同業者はいっぱいいる。
 でも「○○市在住」って条件なら、ライバルは相当少なくなる。

 例えばウチには毎年、近郊のいずれかの中学校から職場体験の依頼が来る。
 この近郊で職場体験を受け入れる漫画家として知られているのがボクだけだからだ。

 もちろん地域とは別の条件でも構わないのだけど、近所ってことは会って話したりしやすいということでもあるから、意外に大きな要素ではあるよ。
 どこの街にも地元企業はあって広告も出しているだろうから、地元在住で任せて安心な漫画家と思われるだけでも大きなことなのだ。

 それと、前の項で「素人には漫画のことはわからない」と書いたけど、これは裏を返せば「漫画家である自分だけがわかっている」ということでもあって、これまた有利に働く部分も大きい。

 だから営業的には、異業種を相手にするほうが都合がいいということもあるんだ。

 他の要素はともかく、こと漫画に関しては漫画家が一番の有識者に決まってる。
 アナタのキャリアがどの程度だろうが、他に漫画家がいないのならアナタがナンバーワンだ。
 意見を尊重してもらえる確率も高いから、コミュニケーションに留意すれば、理想的な状態で仕事できるかもしれない。

 ボクが「イラストレーター登録サイト」の類いを利用しなくなったのは、こういう理屈からだ。

 自分だけでやってれば自分だけなのに、なんでわざわざ強力なライバルが多いところでドングリの背比べしなきゃなんないんだ?

(アレって運営者には「これだけ大勢の作家を抱えてますよ」という武器になるだろうけど、個々の作家はザルの中の1粒だから、あんまり美味しくないと思うんだよな……)

 例え世界最強の格闘家とバトルしなきゃならないとしても、格闘技で戦うのでなければ勝てる可能性はずっと高くなる。
 自分が絶対有利と思えるピンポイントを見出して、そこから徐々にフィールドを広げていけばいいのだ。

 ○○先生の作品が読めるのはジャンプだけ、ってヤツと同じだよね。

 特定の漫画家の作品を描けるのは本人だけってのは究極のピンポイントだもん。

充実した自分のホームページを目指してみた

「どうやって仕事を取っているんですか?」という質問を受けることがあるんだけど、ボクの場合は「ネットとクチコミだけ」なんだ、本当に。

 こっちから積極的に営業に出向いて売り込む、みたいなコトは滅多にしない。
 ていうか「ピンポ~ン、漫画いかがっすかぁ?」とか言っても「ハァ?」って思われて救急車呼ばれかねないでしょ。

 だから「お客との接点はどうやってつくるの?」と聞かれても、ほとんど何も答えられないの。
 ごめんね。

 でも、ボクはコネも何もなかった。
 ちゃんとデビューして漫画家にはなったけれど、今は出版社で描いてないし、売れてもいなかったんだから、そっち方面にコネなんかない。
 会社員だった時期もあって、そのときは多少の人脈もできたけど、それも漫画の仕事には全然使えなかった。

 だから本当に、コネなしカネなしでやってきたの。

 自分でもね、コネもカネもなしでやったなんて話を聞くと、世の中そんなにうまくいくわけね~だろと思ったりしてた。

 だけど、ソレがありえないなら、ボクにはどうしようないわけで、何とかしてやるしかなかったの。

 この道をあきらめる? バカ言ってんじゃない。

 他のことが勤まらないからコッチなんだよ。
 ボクは結局、自分がやりたいことでしか力を発揮できないヤツなんだ。
 他の場所なんか最初からない。この場所でやれなかったら生きていけない。
 無理でも何とかする。それ以外の選択肢なんかない。

 というわけで、WEBサイト(今ならブログでもいいけど)を作った。

 自分のホームページを作ってネットに公開して、お問い合わせが来るのを待つ。
 そんだけ。

 今のホームページ(2018年1月現在)は、2002年、ボクが独立して自分の力でやっていこうと決めたときに作ったモノだ。

 そんな誓いを立てておいて、その半年後には、とある出資者と一緒に別の会社を作って、そこの社長(ただし取締役じゃなくて、何の権限もない社長)になったりしたんだけど、事業自体はボクのやってたことそのまま(出資者は実務は何もしない)だったから、その時期は同じホームページのタイトルだけ差し替えて使っていた。

 その後、また自分だけでやるようになって、また名前を元に戻して……という感じで、すでに干支が一周半回るくらいの間、ちょこちょこと手直ししながら同じサイトを使っている。

 お客との接点は、本当にこのホームページだけだ。

 先に触れたように、SEO(検索エンジン最適化)などは、ほとんど何も考えてない。
 検索登録すらロクにやってない。

 グーグルは公開しとけば、そのうち勝手に見つけて掲載してくれるし、グーグルに載ってりゃ他にも載るようになっていくから、ぶっちゃけ作って公開してほっといただけ。

 大勢の目にとまらなくてもいいや、と思ったわけじゃない。

 ボクは1995年のネット黎明期からWEB制作を請け負っていて、たくさんのサイトを手掛けてきた。
 個人業として手掛けた数なら、マジで国内有数だと思う。
 ボクくらい量産している人って、そうそういないはずだよ。

 そしてその経験上、SEOの仕掛けにいくら凝っても、本当に中身のあるサイトには勝てないということを思い知っているんだ。

 SEOにめちゃくちゃ凝って、お金もかけて最高にかっこいいデザインのサイトを立ち上げたところで、記事数が少なければ無料ブログにだって負ける。

 中身がどんだけ濃いか。
 同じ労力をかけるなら、そっちにかけたい。

 お仕事のホームページでSEO考えるのは、それも考えないとお客が納得しないことが多いからなのよ。
 つ~か、中小零細企業などだと、最初から膨大な記事数なんか用意できないし、それだけの記事を編集できる予算もないから、最初はSEOにも気を配って、その後更新を繰り返しながらサイトを育てていくしかないってだけ。

 でも、自分のコトならネタはある。
 あるだけ全部叩き込める。

 時間がかかっても、最初から充実サイトとして立ち上げるんだ。
 そう考えたの。

 これはこれでSEOなんだよ。
 いや、検索対策してサイト立ち上げて、実際にアクセスが多かったとしても、そこにわずかなネタしかなかったら、むしろマイナスになるんだよね。
 新規オープンのお店に商品が1個しかなかったら、そんな店、もう行かないでしょ。

 宣伝は諸刃の剣なんだ。
 先行する他所に対抗できるレベルの品ぞろえに達してないなら、下手に宣伝すると、かえって悪くなるんだ。

 だから自分で「充実している」と思える内容になるまで、公開はしなかった。

 完成まで半年以上かかったな。
 その大半は執筆作業だ。

 アレもコレも、他所がはっきり書かないことでも、ウチには書いてある。
 そうなるように頑張ってみた。

 ちなみに、WEB業者で実際にWEBで仕事を取ってる会社って、実はものすごく少ないんだ。

 ボクの周囲でも、あまり聞いたことない。
 ほとんどは昔ながらの足で稼ぐってヤツだ。

 なのでボクが「営業はホームページでやってます」と同業者に言うと、すごく驚かれる。

 でもさぁ、お客にはWEB作ればバンバン仕事取れますよ、業績伸びますよって売り込んでいるくせに、自分ではそんなこと信じてないってオカしいよねぇ。

楽と安心に気を配ってみた

 長く広告に関わってきて学んだことがある。

 何かを買ってもらおうとするとき、一番印象づけなきゃならないのは、便利さでも機能でもなく「楽さ」と「安心」だってことだ。

 スゴいモノ、便利なモノ、多機能なモノ。

 色々あるけど、それだけじゃ人はすぐに飛びつかない。
「今までできなかったアレができるようになるんです!」って言っても、それは「今までやらなくてよかったことをやらなきゃならない」でもあったりするからだ。

 でも「アレが簡単にできるんです!」は売りやすい。

 誰だって楽したいから。

 だから「最初から切ってある野菜」とかが売れる。
 切ってないモノを買ったほうがオトクなのに、多少割高でも「楽」を求めちゃうのが人間なんだ。

 だからボクは、自分に何ができるかというのと同じくらい「アナタをどう楽にしてあげられるか」の説明に力を入れた。

 アレを説明するのも、コレを解説するのも、色んな専門知識を披露するのも、全部「こんだけやれるからアナタ楽でしょ」というアピール。
 そう感じてもらえるように工夫したんだ。

 就活なんかでも、面接官が「コイツを雇ったらウチの会社は楽になるかも」と感じるようなアピールができたら、相当有利だと思うんだけどね。

 それと「安心」のほうでは、オキテ破りをやった。

 料金表を掲示したんだ。

 ボクらの広告業界って、基本的に料金がわからないんだよね。
 とにかくお見積りしますの一点張りで、目安さえ出ていないのが普通。

 ま、広告なんて千差万別で、何をやるかでケタが変わってくるから、A4サイズだからいくらと決めてかかることはできなくて、それで常にお見積りってことにするしかないんだけど。

 でもやっぱりね、自分の立場で考えると「時価」としか書いてない店に入るのは抵抗あるんだよ。

 変動する部分があるにしても、目安とか、最低いくらで最大はいくらとか、それくらいは事前に示してくれないと不安で注文できない。

 最初はね、そういうのも事前に見積りしてあげれば済むって思った。
 みんなそうしてるんだし。

 でも、それにも、やっぱり心理的な障壁があるように思えたんだ。

 見積りだけならタダだとしても、その時点で何らかの接触はしているわけで、それに抵抗を感じるケースって、決して少なくないんじゃないかなって。
 ボク自身、値段次第では買うと決めてるときでもないと、店員に声かけたりしないんだよね。

 コミュニケーションを取るって、それ自体がストレスだと思うんだ。
 そのストレスを減らさないと購入意識の高い人しか寄ってこなくて、お客との接点が生まれにくいと感じたんだ。

 だから、ボクは注文する側が不安に感じそうなことを、できるだけ明解にしておこうと思ったわけ。
 料金表だけでなく、色んな部分で、心理的障壁を引き下げないとダメだと思った。

 それで、そういうことを意識して自分のWEBサイトを作ったんだ。

 そのおかげか、それとも全然別の理由かはハッキリしないけど、そういうWEBにしてからポツリポツリと仕事が舞い込むようになったのは確かだ。

 そして、徐々にリピーターなお客もできてきて、実績も増えていって……という感じだったんだ。

ネットとクチコミだけでも営業はできる

 ボクの取引のほとんどは、コネもツテもないところからだ。

 ウチのサイトの取引実績ページを見ると、自分でもびっくりするくらいの有名企業なんかも並んでいるんだけど、そういう事例も全部、メールで「ホームページ見たんですけど……」と、お問い合わせがあって、そこから付きあいが始まったモノばかり。

 最初に「ネットとクチコミだけ」って書いたけど、実はクチコミのほうは漫画じゃない仕事ばっかり。
 漫画関係の仕事は、ほとんど全部がWEBを見て、メールで問い合わせてくれて……なんだよ。
 そうじゃないモノは、数百分の1くらいしかない。

 もっとも、最近はクチコミも多少は増えてる気はする。
 長年やってると、そういう例も自然と増えるものなんだよね。

 A社にいた人が転職してB社に移ると、A・B2つの会社がボクを知っていることになる。
 1つの案件でも、その仕事に3つの会社が関わっていれば、3社がボクを知ることになる。

 出会いが多ければ多いほど、最初の人から、また別な人、さらに別な人へと伝わっていくことも多くなる。

 スタート時点ではコネなしツテなしだから、チャンスが来てもザルのようにすり抜けていくことが多かったけれど、それでも踏ん張っていると、その踏ん張った時間が穴を埋めてくれるんだよ。
 以前はすり抜けたモノが引っ掛かるようにになっていくんだ。

 ボクも最初は、無駄かもしれないと思いながらやった。
 そして無名でも、やればやれるんだとわかった。

 結局、仕事は人と人なんだ。
 そして、よく知らない人と付き合うのは不安なんだ。

 それを少しでも解消してあげる。
 少なくとも解消しようと思っているということが伝われば、歩み寄ってくれるように思う。

 そのために、ボクは手間のかかるサイトを作った。
 クチで言うだけじゃ信用できないもんね。

 だから、その根拠となるモノを、膨大に盛り込んだわけ。

 読んでくれなくても構わない。
 でも、これだけやってればシャレやジョーダンじゃないとは思ってくれるだろう。
 そして、もし読んでくれたら、出会う前に知りあいというくらいに感じてくれるかもしれない。
 そう思って全部を注ぎ込んだ。

 その気持ちは、一部の人に通じたみたいだ。
 おかげで今もボクは、仕事を続けていられて、時が経つにつれて、取引先も増えている。

 やれば、やれるのだ。

 ま、釣り糸垂れて後は待つだけのやり方だから、そんなに多くのアタリが来るわけじゃないけどね。
 だからこそ出会いの1つ1つは大事。大切に育てていかないと。

 


※このブログに掲載されているほとんどのことは電子書籍の拙著『広告まんが道の歩き方』シリーズにまとめてありますので、ご興味がありましたら是非お読みいただけたら嬉しいです。他にもヒーロー小説とか科学漫画とか色々ありますし(笑)。