小説版・時空戦士イバライガーについて

2018年1月2日

 小説版『時空戦士イバライガー/IBALIGER  BEYOND THE TIME OF HEROES』は、ボクが個人的に書いている小説シリーズです。

 本作はステージショーなどで活躍している実際の時空戦士イバライガーの運営元「茨城元気計画」の正式な許諾を得て執筆しており、設定その他はステージショーに矛盾しないようにまとめていますが、あくまでも「公認」であって公式の原作というわけではありません。

 ただし筆者は、ステージショーのシナリオや各種設定なども度々担当しており、公式のWEBサイト、各種ポスター、広報ツールなどを長年担当していますので、まるっきり別物というわけでもありません。

 子供向けステージショーで描いた世界を、できるだけリアルに、本気で再構築してみたものが、この小説版『時空戦士イバライガー/IBALIGER  BEYOND THE TIME OF HEROES』なのです。
 本作執筆のために考えた設定などは実際のステージショーにもフィードバックされていますし、公式スタッフ等とも協議しながら描写しています(ステージショーでも、ミニガール初登場時やミニミニブラック初登場時などのいくつかのショーでは、小説版とつながるようにシナリオに工夫させてもらったりしてます)。

 ですので、ステージショーだけでは表現しきれない部分や、子供向けショーでは演じにくい各種設定や世界観を補完するものとしてお読みいただけると幸いです。

 

※作品執筆の裏話、補足解説など(DVDなどの製作者コメンタリー的なもの)は当ブログのカテゴリ「イバライガーコラム」に掲載していますので、そちらも合わせてお楽しみください。

 

注)
本書では、各エピソードごとに、いちいち「OP」「Aパート」「Bパート」「ED」などと入れてあります。
それぞれはオープニング、前半、後半、エンディングのことです。
これは、本書が30分枠のテレビシリーズをイメージして書かれているからです。
「OP」は主題歌の前に挿入されるドラマパート、「ED」はエンディング・テロップにかぶるシーン。A・BパートはそれぞれCMの前と後。
いや、それほど大きなイミはないのですが、オープニングでちょこっと前フリシーンが入ったり、エンドロールに物語がカブったりするのって、なんか燃えるでしょ。これも臨場感だと思うんですよね。
なお、A・Bパートは全話にありますが、OPやEDは全話にあるわけじゃありません。
OPやEDがないほうが本編が生きるエピソードだってありますからね。

 

 

<オマケ:第1話予告>

■世界崩壊の序曲/初代イバライガー、ダマクラカスン登場
ロボット工学を学ぶシン。素粒子物理学を学ぶワカナとナツミ。未来を夢見る若者たちの運命は、世界を救うはずの新たなエネルギー「エモーション」を求める実験によって一変する。溢れ出る悪意、怪物へと変貌する人々。絶体絶命のシン・ワカナの前に現れたのは存在しないはずのヒューマロイド!その名は……!!

※「予告」は各話エンディングの後に収録しています。

(第1話前半へ→)

 


※このブログで公開している『小説版イバライガー』シリーズは電子書籍でも販売しています。スマホでもタブレットでも、ブログ版よりずっと読みやすいですので、ご興味がありましたら是非お読みいただけたら嬉しいです(笑)。