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イバライガー連載小説

(←第14話後半へ) OP(アバンオープニング)  ビル全体が鳴動している。  今までにない大きな戦いになっていることは、見なくてもわかった。 「今回はヤバい! カオリ、早くしろよ!」  イモライガーが、あまり大事ではなさそうなオモチャの箱を抱えてアタフタしているが、カオリは手が離せなかった。  み ...

イバライガーコラム

 小説イバライガーの13~14話に関する筆者コメンタリー。  ついに量産型イバライガーとも言える「PIAS」が登場し、戦いも激化する。ここから16話までが序盤のターニングポイントなんだよね。  なお、PIASは単なる劣化版イバライガーじゃなくて、後々は大活躍することになるよ。ただ、その日はまだ、ず~ ...

イバライガー連載小説

(←第14話前半へ)   Bパート  観光バスやトレーラーに偽装した特殊車両20台で、すべての道をふさぐ。  周囲をシートで覆って、内側が見えないようにもしてある。  だが、今さら目隠しも偽装も意味はなさそうだった。  ソウマは、空を見上げた。浮かんでいるアレは、隠しようがない。  何をし ...

イバライガー連載小説

(←第13話後半へ) OP(アバンオープニング)  主婦や女子高生が、笑いながら通り過ぎていく。  あの連中は、タクシーには乗らない。  ビジネスマンも乗らない。この辺りでは、誰もが車に乗っている。  タクシーを使うのは出張や観光で訪れた者くらいだが、平日の午後には、そういう人は少ない。  JR土浦 ...

イバライガー連載小説

(←第13話前半へ) Bパート  大型トレーラーが動き出した。  見た目は運送会社のモノに偽装しているが、中身は戦闘用の装甲トレーラーであり、移動基地とも言えるシロモノだ。  ソウマは、その助手席にいた。例の全身タイツは、すでに吹き付けてある。  後ろのカーゴではPIASのセッティングが行われている ...

イバライガー連載小説

(←第12話後半へ) Aパート  雑草に覆われて、けもの道のようになっている林道を分け入っていくと、少し広い場所に出る。  森に覆われた中に、突然できたエアポケットのような空間。  この周辺を整備して森林公園にする計画だったらしい。  駐車場と管理事務所をつくるために伐採し、アスファルトを敷いたが、 ...

イバライガーコラム

 小説イバライガーの11~12話に関する筆者コメンタリーだよ。  この11~12話は息抜き的なエピソードなんだけど、それでも今後に関わる大事なことを密かに盛り込んでいる。特にミニライガーたちが元気に動き回るシーンは描きたかった。ハードバージョンでやってるのと人間たちなどキャラが増えてるせいもあって、 ...

イバライガー連載小説

(←第12話前半へ) Bパート  整備された地域から少し外れると、周囲はたちまち闇になる。  街灯など、どこにもない川沿いだった。周囲は田んぼで、その先は、どの方向を向いても黒々とした森がどこまでも続いている。  月明かりと遠くの街の灯のおかげで輪郭がうっすらとわかるが、自分たちの周囲は黒だけだ。 ...

イバライガー連載小説

(←第11話後半へ) OP(アバンオープニング)  彼女なんか、いない。家に帰っても、そこにいるのは口うるさい母親だけだ。  面倒くせぇ、ウザったい。いつもそう思っていた。  だが、今はそれが懐かしい。愛おしい。  帰りたい。あの日々に。  妻とは最近は疎遠だったように思う。二人で出掛けることなど、 ...

イバライガー連載小説

(←第11話前半へ) Bパート  剣のような三日月が上っていた。  エレベータ坑を抜けて、屋上へ。そこから別の屋上へ。ホテルの壁を蹴って、つくば駅ターミナルを一気に跳び越える。  昼間なら、人々にも空を切り裂く黒い影と、それを追って跳ぶ3つの色が見えたかもしれないが、わずかな月明かりでは気づく者はい ...

イバライガー連載小説

(←第10話後半へ) Aパート  遠くで声がする。 「こらぁああ! ちょっと待ってよぉ!!」  近付いてくる。  マーゴンは、マンガの続きに没頭している。ただしスナック菓子だけは無意識に素早く隠している。 「くぉらぁああ! 待たんかい、チビ共ぉおお!!」  もっと近付いてくる。  ワカナはアニメ映画 ...

イバライガーコラム

 小説イバライガーの9~10話に関する筆者コメンタリー。  ここから生意気でヤンチャなミニブラックが登場する。ここまでイバライガーたちヒューマロイドは、どこか人間と違う印象で、あまり感情的なシーンを描かずに来たんだけど、ミニブラはね、最初っから飛ばしてくれるし、ステージショーでの印象とあまり変わらな ...

イバライガー連載小説

(←第10話前半へ) Bパート  人間の世界は、まだよくわからないが、ここは『駅ターミナル』というところらしい。  人が多い。もっとも、みんな逃げ去っていくから、今は周囲には誰もいない。遠巻きに囲んでいるTDFとかいう連中だけだ。  たまに銃撃が来る。それは全てはね返した。 「てめぇらぁああ! ふざ ...

イバライガー連載小説

(←第9話後半へ) OP(アバンオープニング)  雨の中を、子犬が歩いていた。  ゴールデン・レトリバーの雑種。まだ四肢はむくむくとしていて、生後数カ月といったところだ。  ひとりぼっちだった。  ついさっきまでは、母犬や飼い主の少女と一緒だった。  ほんのちょっと目を離した隙にはぐれてしまったのだ ...

イバライガーコラム

 小説イバライガーの7~8話に関する筆者コメンタリー。  ここからジャーク側の重要キャラ「ルメージョ」が登場する。この7~8話の前後編は個人的には割と気に入ってるエピソードでもあるんだよね。 7話-1/繭に包まれるダマクラカスン 前回、Rとガールによって大ダメージを受けたダマクラカスン。だけど、それ ...

イバライガーコラム

 小説イバライガーの5~6話に関する筆者コメンタリー。  5話でイバライガーRとイバガール、6話でイバライガーブラックが登場し、ようやく主役が出揃う。  現在のステージショーでは誰が主役とか決めてない感じ(アクター手配の事情で特定の主役を必ず出せる体制になってないというのもあるし)になってるんだけど ...

イバライガーコラム

 以下は、小説イバライガーの3~4話に関する筆者コメンタリー。  やはり「冊子版」および「電子版」のときに、脚注のように記載されていたものに加筆したものだよ(笑)。  第4話では、小説版イバライガーワールドで頻繁に使っていく専門用語(もちろん、ほとんどが作者の造語だ)や各種設定が一気に出てくるので、 ...

イバライガーコラム

 以下のコメンタリーは、元々の「冊子版」および「電子版」のときに、脚注のように記載されていたものに加筆したもの。  作者は作品で全てを語るべきで、余計な言い訳はしなくていいとは思うのだけど、今どきはDVDやブルーレイでもメイキングやコメンタリーなどの特典が付いていることが多いから、本作でもやることに ...

イバライガー連載小説

(←第9話:前半へ) Bパート  外に出たとたんに、Rは『己の分身』の気配を感じ取っていた。  やはり、気づかれていた。そして、待っている。  ブラックもまた、分かっているのだろう。  自らの分身を砕かぬかぎり、我々を止められないことに。  受けて立つしかなかった。  戦いを避けようとすれば、ブラッ ...

イバライガー連載小説

(←第8話:後半へ) OP(アバンオープニング)  闇の中に漆黒が佇んでいる。  光が灯った。エモーション・ブレイド。  ブレイドの光に、イバライガーブラックが亡霊のように照らし出された。  周囲に敵はいない。  左腕を伸ばした。その腕を右腕が一閃する。  体液が飛び散り、左腕が、地面に落ちた。   ...

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