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イバライガー連載小説

(←第28話前半へ) Bパート  エキスポ・ダイナモが輝いた。  シン!? ワカナ!?  私を……私の名を、呼んでくれるのか。君たちを閉じ込めた私を。TDFを招き入れてしまった私を。それでも信じてくれるのか。 「おぉおおおおおおおおおっ!!」  全身に力がみなぎる。爆発しそうなほどに、パワーが上がっ ...

イバライガー連載小説

(←第27話後半へ) OP(アバンオープニング) 『こちらは、防災つくばです。ただいま、大規模テロによる緊急避難警報が、発令されました。周辺の方は、屋外に出ないようにしてください。屋外にいる方は、大至急、最寄りの建物内に退避してください。……繰り返します。こちらは、防災つくば……』  内容と裏腹の抑 ...

イバライガー連載小説

(←第27話前半へ) Bパート 「やはり……イバライガーRは、目覚めつつあるようだ……」 「では、ついに……」 「そうだ。ジャークの最終作戦を始めるときがきた……」  ダマクラカスンとアザムクイド。二人の思念が、飛び交っている。  アザムクイドはダマクラカスンの体内に寄生したままのため、実際には自問 ...

イバライガー連載小説

(←第26話後半へ) OP(アバンオープニング)  車を走らせていた。  いや実際に運転しているのは部下だから、単に乗っているだけだ。  免許は、もちろんある。運転技術でも、プロドライバーにも負けない自信はある。  だが、容姿のせいで子供としか見られない。自分で運転していると、通報されたり職質された ...

イバライガー連載小説

(←第26話前半へ) Bパート  シンとマーゴンが基地を離れて、一週間が過ぎた。  進展はあまりない。  マーゴンは毎日、元ジャークの人たちと公園をブラついたり、近くの商店街で買い食いしたりしてるらしい。  シンも似たようなものだが、ソウマを相手に組手の練習などはやっているようだ。  もっとも台本に ...

イバライガー連載小説

(←第25話後半へ) OP(アバンオープニング) 「……誰にも見つかってないくじゃ?」 「……大丈夫くじゃ~。根拠はないけど大丈夫くじゃ~~」 「それにしても、何で『くじゃ~』なんだくじゃ?」 「仕方ないくじゃ。こそこそしてると、ついくじゃ~になってしまうくじゃ~~」 「後遺症ってやつくじゃ~~」 ...

イバライガー連載小説

(←第25話前半へ) Bパート  時が、流れた。  誰もいない。  ワカナの時間が止まってから、どれほどの時が過ぎたのか。  私は、受け取った。  人の願い。人の悲しみ。人の希望。  つなぎたい。託されたものを、次の世界へ。  ワカナの望みを叶えたい。  もう、それだけだ。私には、それしかない。   ...

イバライガー連載小説

(←第24話後半へ) OP(アバンオープニング)  病院から、次の施設に移動した。  太陽光発電、燃料電池などが十分以上に整った施設でなければ、これ以上のサバイバルは難しいからだ。  近郊で、それがある施設は1つしかなかった。  全ての始まりの場所。  ワカナたちが、かつて働いていた素粒子研究機関。 ...

イバライガー連載小説

(←第24話前半へ) Bパート 「ブレイブ……インパクトッ!!」  引き金を引く。培養したナノパーツに、圧縮したエモーションを込めて撃ち出す砲台だ。射出時の調整によって様々なバリエーションが可能で、イバライガー並みの威力がある。ジャークの侵攻に備えて設置しておいたものだが、この大群相手では心もとない ...

イバライガー連載小説

(←第23話後半へ) OP(アバンオープニング)  土砂降りの雨と、猛烈な水蒸気。  身体に当たった水滴が、一瞬で蒸発している。体表でライデンフロスト現象が起こり、シンの身体は、薄い膜に覆われたように見えた。  変身が解かれ、元の姿に戻りつつある。  いや、違う。  雨が洗い流しているが、本当は血ま ...

イバライガー連載小説

(←第23話前半へ) Bパート 「……そ、そんなことが……!?」  カオリが、息を呑んだ。 「マ、マジかよぉお……」  ミニブラックも、唖然としている。 「じゃ、じゃあ……イバライガーって元々は変身ヒーローだったのか? しかもバイオ系の!?」  マーゴンがツッコんだ。ツッコまずにいられなかったのだろ ...

イバライガー連載小説

(←第22話後半へ) OP(アバンオープニング)  食事を済ませた。牛丼弁当である。  今日はたくさんのことがあったから、誰も炊事当番ができなかったのだ。  これからのことが気になって食が進まないかも……と思ったが、全員がキレイに食べていた。  空になった容器を集めながら、カオリはホッとした。  袋 ...

イバライガー連載小説

(←第22話前半へ) Bパート  敵の拳が、ブラックのマスクをかすめた。  一瞬、フェイスバイザーにノイズが走り、すぐに修復された。  だが、わずかずつダメージは蓄積されているはずだ。  瞬時に修復されるから見た目には変わりないように見えるが、身体全体のナノパーツは減っている。ダメージを受けていない ...

イバライガー連載小説

(←第21話後半へ) OP(アバンオープニング)  私は、もう動けない。だから、お願い。  私の中の私。みんなのそばに、いてあげて。私の代わりに。   違うわ。あなたは、あなた。私じゃない。   私の想いを持っていても、あなたは、あなた自身なの。   私は、あなたの代わりにはなれない。  私は、私? ...

イバライガー連載小説

(←第21話前半へ) Bパート  つくばから土浦市街に向かって伸びる大通りを、一気に突っ走る。  数台の車が驚いて急ブレーキを踏んだ。すまない。だが、今は仕方がない。 「イバライガーR、目立ちすぎですよ! いいんですか!?」  後ろをトレースしてくるミニRが叫んだが、Rは答えなかった。  周囲を気に ...

イバライガー連載小説

(←第20話後半へ) OP(アバンオープニング)  イバガールは、プールサイドに座っていた。  NPLに足を浸し、水面を見つめる。  何もない。  少し前まで、ここにはミニライガーRの「コア」が沈んでいた。  そのミニRは今、イバライガーRとともにパトロールに出ている。  ミニRが起動できたら、次は ...

イバライガー連載小説

(←第20話前半へ) Bパート  その祈りに応えたように、イバライガーRが特異点の中に出現した。  シンやワカナ、他の仲間の想いも感じた。  気づいたときには、こちら側の世界に戻っていた。Rが私を救出したのだ。  特異点の中では時間は無意味だ。永遠と一瞬は、同じものだ。  故に、私にとっては消滅した ...

イバライガー連載小説

(←第19話後半へ) OP(アバンオープニング)  シンの手を握った。ワカナと抱き合った。  マーゴンやカオリ、ミニライガーたち、博士たちとも語り合うことができた。  そしてイバライガーRとイバガール。  彼らのことはずっと見守ってきたが、直接話すのは初めてだ。  ようやく、動くことができた。  ハ ...

イバライガー連載小説

(←第19話前半へ) Bパート  誰かに呼ばれた、と感じて、思わず急ブレーキを踏んだ。  漫画雑誌や、ガチャガチャのフィギュアや、食べかけのポテトチップなどがフロントに押し寄せてきて、クルマの中はメチャクチャだ。  テキトーにかぶっていたヘルメットが脱げて跳ね返り、鼻にぶつかった。すげぇ、痛い。   ...

イバライガー連載小説

(←第18話後半へ) OP(アバンオープニング) 「なぁ、本当に行かなくていいのかよ?」  ミニライガーブラックは、焦れていた。  今いるビルの屋上からは、現場は見えない。それでも、ジャークの反応は濃厚に感知できる。  かなりヤバイ。援軍なしでどうにかなるとは思えない。  そして今、援軍できるのは自 ...

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