ウチの映画コレクションを収納順に解説06/ヴァンパイアだらけ!

2018年2月10日

 ウチのDND棚。今回はどこまでも吸血鬼ものだ。
 前回の後半から始まったヴァンパイアの列は延々と続いて、今回の20本を超えてもまだ終わらない。
 さすがは不死者だよなぁ(笑)。

※注1)
ここではベストテンとか星いくつといった評価はしない。何がベストかは自分でもわかんないもん。その日の気分によっても変わっちゃうし、駄作だと思っていた作品を観返したら超面白かったなんてこともあるし。
 それにね、ダメダメな映画だからこそ救われるってこともあるのよ。よく出来た傑作じゃないからこそ、疲れていてもダラダラ観れるとかね。そういうわけでボクは、バカでダメな映画だってダメなりに愛しているんだ(笑)。

※注2)
記事のほとんどはボクの記憶と印象だけで書いているので、一部に不正確な部分もあるかもしれない。ただし、実際の作品を観もしないで書いてるようなモノは1つもないよ。

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ドラキュラ’72

ドラキュラが現代のロンドンに復活し、かつてドラキュラを斃したヘルシング教授の子孫(先祖も子孫もピーター・カッシング)が立ち向かうというお話。
現代の作品ほどじゃないけど、これまでのドラキュラものよりはスピード感もあって、スタッフが今どきのドラキュラを作ろうとしていたことがわかる。ま、シリーズ長いからマンネリにもなってた時期だし、でもドル箱スターには違いないから一所懸命だったんだろうなぁ。一時期のゴジラ映画なんかも、そういう感じあったよね(笑)。
(1972年/イギリス映画/監督:アラン・ギブソン、脚本:ドン・ホートン、音楽:マイケル・ヴィッカーズ、出演:クリストファー・リー、ピーター・カッシング)

ドラキュリア

原題は「Dracula 2000」であって、ドラキュリアじゃなくてちゃんとドラキュラなのだ。
ブラム・ストーカーのドラキュラをベースに、あのエンディングのその後を現代(2000年)を舞台に描いた作品で、異物館に保管されていたドラキュラの棺が窃盗団に盗まれてしまい、そのバカたちのせいで100年封印されていたドラキュラが復活してしまう。
ドラキュラの不死の血を自らの体に注入することで延命したヘルシング教授が異物館館長にとして生き延びて棺を見張り続けていたり、後半ではドラキュラがなぜ十字架や銀を恐れるのかの秘密(人間だった頃のドラキュラの正体)が明かされたりして興味深い。
ドラキュラは、元々は15世紀のワラキア(ルーマニア)の領主で串刺し公と呼ばれたヴラド・ツェッペシ公ということになってるけど、この映画ではそれより遥か以前の、これまた超有名な人物だったということになってるんだ。
本作はそこそこヒットしたのでいくつかの続編が作られていて、どれも安く入手できることが多いんだけど、あんまり面白くなかった印象なので持ってないんだよね。滅多に観そうにないものまで買いまくってると置き場所に困っちゃうし(苦笑)。
なお、似たタイトルで「ドラキュリアン」という映画もあって、そっちのほうが圧倒的に好きなんだけど、なぜかDVD化されてないんだよなぁ。「ザ・キープ/城塞」もDVDになってないし……好きな人大勢いるんだけどなぁ。誰か、なんとかしてくれないかなぁ。
(2000年/アメリカ映画/監督:パトリック・ルシエ、脚本:ジョエル・ソワソン、製作総指揮:ウェス・クレイヴン、音楽:マルコ・ベルトラミ、出演:ジェラルド・バトラー、クリストファー・プラマー、ジョニー・リー・ミラー)

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

アン・ライスの「夜明けのヴァンパイア」の映画化作品。映画の脚本も原作者本人が手がけている。
内容はタイトル通りで、トム・クルーズに咬まれてヴァンパイアになったブラッド・ピットがクリスチャン・スレーターのインタビューに答えて200年に及ぶ自身の体験を語っていく、という構成。
イケメンだらけでオシャレでBL系のヴァンパイアものなんで、そういうキャラでないボクには感情移入しにくい作品(もっとバカなほうがお気軽に観れるんだよ)なんだけど、一応は「ポーの一族」とかも好きだし、ヴァンパイアでも出てこないとオシャレな映画なんか観ないからねぇ(笑)。
なお、ウィキペディアによると
「インタビュアー役は、当初リバー・フェニックスが演じる予定であったが、当人が死亡したためクリスチャン・スレーターが扮した。クリスチャン・スレーターは後に出演料を全て、リバー・フェニックスが支援していたボランティア団体に寄付した」
のだそうだ。いい話だなぁ。
(1994年/アメリカ映画/監督:ニール・ジョーダン、原作&脚本:アン・ライス、音楽:エリオット・ゴールデンサール、主題歌:ガンズ・アンド・ローゼズ、出演:トム・クルーズ、ブラッド・ピット、クリスチャン・スレーター)

クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア

前作「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の後編とも言える作品なんだけど、前作から引き続き出ているヴァンパイア=レスタト役がトム・クルーズじゃなくなって印象が変わってしまったりしてるので、いまいち続編って気分になれなかった。いや、そこまでトム・クルーズファンってわけじゃないんだけど、以前にイバライガー代表が「もしもイバライガーを変身ヒーローとして実写映画化するのなら主演はトム・クルーズ」と言ってたし、やっぱ役者が変わっちゃうと落ち着かないし……。作品全体的にも、BLっぽい色っぽさはあんまり感じなくて、単なる後日談になっちゃってる気がするし……。
「呪われし者の女王」と呼ばれる全てのヴァンパイアの母「アカーシャ」を演じた人気歌手のアリーヤは、本作出演直後に飛行機事故で亡くなってしまったため、これが遺作となった。
(2002年/アメリカ映画/監督:マイケル・ライマー、脚本:スコット・アボット、マイケル・ペトローニ、音楽:ジョナサン・H・デイヴィス、リチャード・ギブス、出演:アリーヤ、スチュアート・タウンゼント)

モールス

スウェーデン映画「ぼくのエリ 200歳の少女」のハリウッド・リメイク。原作の原題は「モールス」のほう。
隣接した部屋に住むいじめられっ子の少年と真冬でも裸足の不思議な少女が、壁を通じてモールス信号で交流する切ないストーリーで、ホラー映画というより思春期の恋愛映画だよね。
ボクは、バカで、派手で、うっひゃあで、ドッカ〜ンな映画のほうが好きな奴だけど、こういう静かで切ない映画だって観てるんだぞ。派手な見せ場を描くには、静かに溜める部分も描けないとダメだからね。
ただ……正直に言うと、元の「ぼくのエリ」のほうが好きなんだよね。ハリウッド映画って、見せ場を作るために叙情とか犠牲にしちゃうトコがあって、この映画もちょっとだけそうなってる気がするの。
でも「ぼくのエリ」の円盤は持ってないのよ。なので、レンタル落ちで入手できたコッチを棚に入れてるの。クロエ・グレース・モレッツかわいいし、ま、いいかと(笑)。
(2010年/アメリカ映画/監督&脚本:マット・リーヴス、ダイアン・ジョンソン、音楽:マイケル・ジアッキーノ、出演:クロエ・グレース・モレッツ、コディ・スミット=マクフィー、イライアス・コティーズ)

フライトナイト

公開当時かなりヒットしたホラーコメディの傑作。高校生のチャーリーは、隣に引っ越してきた男が人を殺し、死体を捨てるところを見てしまった。彼は何百年も生き延びてきたヴァンパイアだったのだ。周囲は誰も信じてくれず、彼はテレビのマイナーホラー番組「フライトナイト」のホスト役であり自称ヴァンパイアキラーのヴィンセントに助けを求め……。
特撮はスターウォーズシリーズなどでも知られたリチャード・エドランドがやってるから見せ場も多いし、笑えるし、テンポもいいし、上手い構成だと思うんだよね。「目覚めよぉおおおっンなっ!エイミィイイイっンなっ!」っていう喋り方が印象に残ってる(笑)。
続編として「フライトナイト2/バンパイヤの逆襲」ってのが1988年に作られてるんだけど、そっちはコメディ色がほとんどなくなっていて、予算もかなりなくなってイマイチ。
(1985年/アメリカ映画/監督&脚本:トム・ホランド、音楽:ブラッド・フィーデル、出演:クリス・サランドン、ウィリアム・ラグズデール、アマンダ・ビアース、ロディ・マクドウォール)

フライトナイト/恐怖の夜(リメイク)

言うまでもなく「フライトナイト」のリメイク。でもコメディじゃないんだよな。
普通に怖いヴァンパイアムービーにしようとしたんだろうけど、オリジナルのいいところが削られちゃってるように思えて、あんまり魅力は感じてないの。特にヴァンパイアキラーのピーター・ヴィンセントのキャラや設定が全然違いすぎて……。
大手が作ってるから予算はけっこう多く、派手なシーンもあるんだけど、オリジナル版にあった楽しさがなくなっちゃってる気がするんだ。
(2011年/アメリカ映画/監督:クレイグ・ガレスピー、脚本:マーティ・ノクソン、音楽:ラミン・ジャヴァディ、出演:コリン・ファレル、トニ・コレット、デイヴィッド・テナント)

ロストボーイ

大物プロデューサーのジョエル・シュマッカーが監督して、大物監督のリチャード・ドナーが製作総指揮という豪華な体制で作られた青春ヴァンパイアムービー
青春ヴァンパイアって変な言葉だけど、そういう映画ってすごく多いんだよ。そのハシリになったというか火をつけたのは、この「ロストボーイ」のヒットのおかげだったんじゃないかな。ハイティーンライフを描いて、ちょこっと吸血鬼味(ゾンビ味でも可)にすればワクワク・ドキドキの若者映画をお金かけずに作れちゃう……と思われたんだろうなぁ。
本作にはエドガーとアランっていうヴァンパイアハンターの兄弟が出てくるんだけど……この名前って、やっぱアレを想像しちゃうよな。偶然なのかな? 関係ないのかな?
続編に「ロストボーイ:ニューブラッド」があって、そっちもどっかに持ってる。そっちにもヴァンパイアハンターの弟エドガーは再登場してるよ。
(1994年/アメリカ映画/監督:ジョエル・シュマッカー、脚本:ジャニス・フィッシャー、ジェームズ・ジェレミアス、ジェフリー・ボーム、製作総指揮:リチャード・ドナー、音楽:トーマス・ニューマン、出演:キーファー・サザーランド、ジェイソン・パトリック)

ヴァンパイア・ハンター

これも「ロストボーイ」タイプの青春ヴァンパイアもの。ボクは中古店の投げ売りコーナーで見かけるまで知らなかった。タイトルもイマイチやる気がないし、青春ヴァンパイアはオブ・ザ・デッドに負けないくらい駄作も多いんで見送ろうかと思ったんだけど、発売元がソニー・ピクチャーズだったので入手した。大手レーベルが買い付けてるんなら、それなりかもしれないと思って。
そういうわけで、あまり期待せず観たんだけど、正直、ロストボーイよりボク好みだった。
原題は「THE FORSAKEN」。神に見放された者、堕天といった意味で、ヴァンパイアの起源を生き延びた元十字軍に設定している。感染しても特殊な血清を使えば吸血鬼化を抑えられる、オリジナルのヴァンパイアは聖なる場所(教会、墓地など)でしか斃せないなど独自解釈も多くて、しかし全体的には青春ロードムービーというかバディものというか、そういう感じでけっこう飽きさせないのよ。
そんなわけで、この映画がそこそこ面白かったせいでソニー・ピクチャーズに対する信頼を取り戻し、その後「バット/蝙蝠地獄」で「すげぇB級だけどB級としてはアリだ。やっぱ大手は致命的にダメなの掴む確率は低そうだな」と思ったりしたんだけど、そのせいで、その後、トンデモないモノを次々と掴む羽目にもなるんだ……(笑)。
(2011年/アメリカ映画/監督&脚本:J・S・カーダン、音楽:ジョニー・リー・シェル、出演:カー・スミス、ブレンダン・フェア、キャリー・スノッドグレス)

フロム・ダスク・ティル・ドーン

序盤、ジョージ・クルーニーとクエンティン・タランティーノ演じる兄弟の「ある意味痛快なクズっぷり」が描かれ、元神父のハーヴェイ・カイテル親子とのロードムービーみたいになったと思ったら、突然ヴァンパイアものになるという、いつものタランティーノ&ロバート・ロドリゲスらしいムチャクチャでストーリーはどうでもいい系の映画。
ヴァンパイア化した身体はモロくなるらしく、中盤以降はグッチョグッチョにヴァンパイアたちを殺しまくる展開になり、ここぞとばかりに飛び入りのトム・サヴィーニが鞭で暴れ回ったりする。
とにかく全体的にはハチャメチャなんだけど、ボクは割と好きなの。その多くは吹き替えの魅力かな。クズで凶悪な指名手配犯の主人公ジョージ・クルーニーの声が野沢那智さん。同じくクズな弟タランティーノの声は広川太一郎さん。温和な神父で父親役のハーヴェイ・カイテルが大塚周夫さん。さらに娘役がポケモン・サトシの松本梨香さん、息子役がガオガイガーの檜山修之さん。なんて超豪華な陣営なんだ!! DVD版だけの吹き替えらしいけど、いや、見応え(聴き応え)あるよ~~。
(1996年/アメリカ映画/監督:ロバート・ロドリゲス、脚本:クエンティン・タランティーノ(原案:ロバート・カーツマン)、音楽:グレーム・レヴェル、出演:ジョージ・クルーニー、クエンティン・タランティーノ、ハーヴェイ・カイテル)

フロム・ダスク・ティル・ドーン2

先の「フロム・ダスク・ティル・ドーン」がそこそこヒットしたので、ビデオ映画として続編というか、アナザーストーリーが作られた。この2作目の主演は「ターミネーター2」のT1000役で知られたロバート・パトリック。
銀行強盗カマしてやろうと集まった仲間の中の一人が吸血鬼に襲われて、次々とみんな吸血鬼になっちゃって、孤立したロバート・パトリックが追っ手の保安官とタッグを組んで立ち向かうことになる。
ビデオ映画なので前作より予算はずっと少ないんだけど、こちらもロバート・パトリック役の山路和弘、保安官役の樋浦勉、さらにヴァンパイアになった連中のリーダーが玄田哲章、と芸達者な声優さんが吹き替えてるんで、それなりに楽しく観れるんだ。シナリオ的にはコッチのほうが破綻が少ないし。やっぱ、タランティーノやロドリゲスが自分で監督してないからかな?(笑)
(1999年/アメリカ・ビデオ映画/監督:スコット・スピーゲル、脚本:スコット・スピーゲル、デュエイン・ウィテカー、製作総指揮:ローレンス・ベンダー、ロバート・ロドリゲス、クエンティン・タランティーノ、音楽:ジョセフ・スタンリー・ウィリアムズ、出演:ロバート・パトリック、ボー・ホプキンス、デュエイン・ウィテカー、ダニー・トレホ、ブルース・キャンベル)

フロム・ダスク・ティル・ドーン3

やはりビデオ映画で、最初の劇場版の前日譚になっている。いつも通りにドタバタした挙句に、ヴァンパイアの巣窟となってる酒場「フロム・ダスク・ティル・ドーン」にたどり着いてしまい、後はスッタンバッタン。
ただ、なんとなくマトモな映画にしようとしちゃったというか、前日譚だから辻褄を合わせようとしちゃったというか、そういう気配りのせいで勢いが不足してるんだよな~。予算的にも「2」よりさらに減ってる感じだし、やっぱバカはとことんバカに突き抜けちゃったほうがいい気がする。この後、さらにテレビシリーズにもなったんだけど、連続シリーズは面倒臭くて観てないの。
(2000年/アメリカ・ビデオ映画/監督:P・J・ピース、脚本:アルヴァロ・ロドリゲス、製作総指揮:ローレンス・ベンダー、ロバート・ロドリゲス、クエンティン・タランティーノ、音楽:ネイサン・バー、出演:マルコ・レオナルディ、マイケル・パークス、ダニー・トレホ)

リンカーン/秘密の書

スピルバーグが監督した感動伝記映画「リンカーン」と同じ年に、紛らわしくも公開された吸血伝記映画。リンカーンは元々ヴァンパイアハンターで、彼が大統領を目指したのはヴァンパイアを駆逐するためだった……という無茶なストーリー。
こんな無茶な映画を作るのは、もちろんティム・バートン。もっともヴァンパイアハンター・リンカーン」という原作小説の映画化だから、ティム・バートンのせいじゃないんだけど。製作だけで監督もしてないしね。
ヴァンパイアを倒す武器が手斧で、そのへんのアクションはそれなりにカッコイイんだけど、リンカーンの伝記的な部分とヴァンパイアハンターの部分の融合が甘い気がする。もっとティム・バートンらしくバカに描いちゃったほうが面白かったと思うんだけど……原作付きだから無理か(笑)
(2012年/アメリカ映画/監督:ティムール・ベクマンベトフ、原作&脚本:セス・グレアム=スミス、製作:ティム・バートン、ティムール・ベクマンベトフ、ジム・レムリー、音楽:ヘンリー・ジャックマン、出演:ベンジャミン・ウォーカー、ドミニク・クーパー、アンソニー・マッキー)

ブレイド

人気アメコミを映画化したヴァンパイアハンターもの。吸血鬼との混血の主人公が、呪われた身体ならではの身体能力と秘密兵器の数々を駆使して人知れずヴァンパイアたちと戦い続けるっていう設定は、ものすごくいっぱいあるわけだけど、そういうヒーローものとして実写映画化したのはコレが最初だったんじゃないかな。
仲間と力を失い、大ピンチに追い込まれた主人公が、ヒロインの差し出す血を飲んで強敵を凌駕する力を発動させる鉄板ヒーロー展開、ウェズリー・スナイプスのスタイリッシュなバトルなど、本当に漫画原作らしい内容で、アニメを観るような感じで楽しめる。
ヒットしたので、やはり「2」と「3」が作られ、テレビシリーズにもなった。テレビシリーズ以外は観てるけど、内容はあんまり覚えてない。印象としては「2」より「3」のほうがマシだった気がするんだけど、こういう印象って、その日の気分でコロコロ変わるし、そういう自分を全く信じてないので読んでる皆さんも何も信じないでね(笑)。
(1998年/アメリカ映画/監督:スティーヴン・ノリントン、脚本:デヴィッド・S・ゴイヤー、音楽:マーク・アイシャム、出演:ウェズリー・スナイプス、スティーヴン・ドーフ、クリス・クリストファーソン)

プリースト

またまたヴァンパイアハンターもの。以前に紹介した「レギオン」と一緒に、立て続けに出てきたポール・ベタニー主演&スコット・スチュワート監督作品で、相変わらずプロモムービーみたいな映像。
ヴァンパイアと人類が何世紀も戦い続けてきた近未来という設定で、ヴァンパイアを倒す能力者「プリースト」と、そのプリーストの能力を持った究極のヴァンパイアとの戦いを描く。以上。
いや、本当にそんだけなの。可もなく不可もなくって感じで、ボクの中では「とりたて文句もないけど特に何を褒めるでもないポジション」になってるのよ。200円くらいで拾ってきたから、ここに居座っていて、たま~に思い出して観たり観なかったりという、コメントしにくい映画なのよね……
(2011年/アメリカ映画/監督:スコット・スチュワート、脚本:コリー・グッドマン、音楽:ジェームズ・バーナード、出演:ポール・ベタニー、カール・アーバン、マギー・Q、キャム・ギガンデット)

30デイズ・ナイト

30日間続くアラスカの極夜。その暗闇の日々を狙ってヴァンパイアたちが町を乗っ取りコロニーを作ろうとする……という、アイデアはとても面白い映画。
吸血鬼たちの汚く長い爪、人間には理解できない独自の言語、異常な身体能力など、それっぽい描写は多いし、とにかく1ヶ月間は闇で逃げ場がない状況が面白いんだけど、いまいちパンチが足りない感はあるな~。主演のジョシュ・ハートネットって線が細い印象だから、みんなを救う保安官役として頼りなく感じちゃっ……いや、ごめんなさい(笑)。
(2007年/イギリス映画/監督:デヴィッド・スレイド、脚本:スティーヴ・ナイルズ、スチュアート・ビーティー、ブライアン・ネルソン、音楽:ブライアン・レイツェル、出演:ジョシュ・ハートネット、メリッサ・ジョージ、 ダニー・ヒューストン)

30デイズ・ナイト:アポカリプス

前作のサイドストーリーとして作られた2話構成のオムニバス。前作の前日譚の「30デイズ・ナイト:ビギニング」、後日談の「30デイズ・ナイト:ヴァンパイア・インフェルノ」が収録されていて、登場キャラクターなどの関連ではなく、ヴァンパイアが存在する世界観などが共通している感じ。
オマケとして「デビルズ・トレード」という短編ホラーも収録されてるけど、これは「30デイズ・ナイト」とは全然関係ない。連載漫画の単行本に、幻のデビュー作とか読み切りで描いた作品が収録されてるようなもんかな。
(2007年/アメリカ映画/監督:ヴィクター・ガルシア、ベン・ケタイ、トビー・ウィルキンス、音楽:ポール・ソーテル、バート・シェフター、出演:アンドリュー・ローリッチ、ダニ・ジョーイ・オーウェン、クリストファー・ステイプルトン、ダン・ジェイグルズ、エドワード・カノッサ)

30デイズ・ナイト2ダーク・デイズ

こっちは本当に「30デイズ・ナイト」の続編で、前作で生き残ったヒロインがヴァンパイアハンターと出会って復讐の戦いを始める、というストーリー。
ただ、めちゃくちゃ低予算になっちゃってるので、基本的には地味で退屈。ダークな色調の画面が延々と続く感じは確かに「ダーク・デイズ」ではあるんだけど(苦笑)。
(2010年/アメリカ映画/監督:ベン・ケタイ、脚本:アンドレス・ボルトン、音楽:スティーヴ・ナイルズ、出演:キーリー・サンチェズ、ディオラ・ベアード)

 

 ……はぁはぁ。
 こんだけ書いても、まだヴァンパイアが終わらん。

 でも、あとちょっと。
 あとちょっとで一旦は吸血鬼の群れから逃れて、恐怖の宇宙生物たちにお出迎えしてもらえるんだ!!
 (これを喜ぶようになったら、あなたも危ないぞ)